矢崎総業、普通充電用コネクタやインレットを展示…EVS31

矢崎総業が出展した普通充電用「AC充電カプラ(Type1)」
矢崎総業が出展した普通充電用「AC充電カプラ(Type1)」全 6 枚

矢崎総業は、10月1~3日に神戸市で開催された「第31回国際電気自動車シンポジウム・展示会(EVS31)」において、EVPOSSA(イーブイポッサ、電動車両用電力供給システム協議会)の共同ブース内に出展し、普通充電用のAC充電コネクタや車両インレットを展示した。

【画像全6枚】

展示品の「AC充電カプラ(Type1)」は、人間工学に基づいてグリップ形状が改良されており、全体に細めで握りやすい。また、構成部品の簡素化により製品重量は0.3kgと、従来品より約25%軽量化されている。耐久性の高さも特徴の一つで、1万回のかん合に耐えるほか、重さ2トンの車両に踏まれても破損しない頑丈さを備える。

一方で、EVやPHEVと共に、CHAdeMO規格の急速充電器が増える中、普通充電器の市場性はどうなのか。同じくEVPOSSAの共同ブース内に出展していた新電元工業 エネルギーシステム事業部 営業部の伊藤和光部長に聞くと、急速充電器に比べて設置コストが圧倒的に安い普通充電器は、新設マンションや住宅、商業施設・事業所など長時間駐車する場所や充電器を多数設置したい場合に向いており、今後も引き続き需要が見込めるとのことだ。

《丹羽圭@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. ミズノ、カーボン技術活用の新フットギア「MOBILARIA β」発表…ジャパンモビリティショー2025
  3. コンセプトカーはいっさいナシ!前回とは180度違う、日産の展示から見えた「リアルへの追求」とは…ジャパンモビリティショー2025
  4. 三菱『デリカミニ』新型を発売、受注は1万台超え…「DELIMARU Package」を7割が選択
  5. 三菱自動車、『eKスペース』新型を発売…受注は標準グレードに集中で93%
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る