BMW i3 に「120Ah」、航続360kmを実現…パリモーターショー2018

大容量バッテリーを搭載し、航続を拡大

新ボディカラーのJucaro ベージュメタリック

アダプティブLEDヘッドライトはあらゆる状況で最適に

BMW i3 120Ah(パリモーターショー2018)
BMW i3 120Ah(パリモーターショー2018)全 21 枚

大容量バッテリーを搭載し、航続を延長

BMWグループは10月2日、フランスで開幕したパリモーターショー2018において、EVの『i3』の新グレード、「120Ah」をワールドプレミアした。大容量バッテリーを搭載し、航続を拡大した仕様となる。

画像:BMW i3 の「120Ah」

120Ahでは、バッテリーの大きさは従来通りながら、蓄電容量を現行「94Ah」の33.2kWhから42.2kWhへ、27%大容量化。これにより、1回の充電での航続(NEDC計測モード)は、標準グレードが最大300kmから359kmへ、『i3s』が最大280kmから345kmへ、およそ2割の航続拡大を実現した。

モーターのスペックは従来通り。標準グレードは最大出力170hp、最大トルク25.5kgm。スポーツ版のi3sグレードは最大出力184hp、最大トルク27.5kgmを発生する。動力性能は、標準グレードが0~100km/h加速7.3秒、最高速150km/h(リミッター作動)。i3sグレードが0~100km/h加速6.9秒、最高速150km/h(リミッター作動)。
BMW i3 120AhBMW i3 120Ah
充電は家庭用ソケット(2.4kW)の場合、約15時間で最大80%まで充電可能。BMW「i Wallbox」に接続すると、11kWの出力でバッテリーの80%を、およそ3時間で充電できる。出力50kWの急速チャージャーを利用すれば、42分でバッテリーの80%を充電できる。

新ボディカラーのJucaro ベージュメタリック

この120Ahグレードでは、新ボディカラーとして、フローズングレイのアクセントが添えられたJucaro ベージュメタリックを採用。新色に合わせて、インテリアもエレクトロニックブラウンなどの新カラーを導入する。この他、ミネラルグレイメタリック、インペリアルブルーメタリック、メルボルンレッドメタリック、キャパリスホワイト、フルイドブラックのボディカラーが設定されている。

アダプティブLEDヘッドライトはあらゆる状況で最適に

また、LEDヘッドライトは、アダプティブLEDヘッドライトに進化。アダプティブLEDヘッドライトには、バリアブルライトコントロール機能を備えるアダプティブヘッドライトやコーナリングライトを採用。あらゆる条件下で最適に路面を照らし出す。

ステアリングホイールの切れ角に合わせて、可動式ヘッドランプが暗いコーナーの先まで見通せるように瞬時に光を照射。コーナリングライトは停車中であっても、ウインカーを点灯させるか、ステアリングホイールを回すだけで自動的に作動。目の前に広がる夜間の視界を明るく照らす。

ハイビームにはマトリックス技術が組み込まれており、視界を拡大すると同時に、対向車や歩行者に眩惑を与えない設計とした。フロントカメラが対向車などを検知すると、ハイビームをロービームに自動切り替え。ステアリングホイールの動きに反応し、ヘッドライトの角度を自動制御し、コーナー先の視界が広がることで、暗い道でも路面の状況を素早く認識する。このアダプティブLEDヘッドライトには、コーナリングライトとハイビームアシスタントも含まれている。
BMW i3 120AhBMW i3 120Ah
「iDrive」オペレーティングシステムは、メニュー表示を最適化。オプションのナビゲーションシステム「ビジネス」と組み合わせて利用できるようになった。スマートフォンなどを、ワイヤレスで充電できる機能も採用。無線LANホットスポットも新たに利用できるようになり、車内で最大10個のデバイスを、高速でインターネット接続できる。

「スポーツパッケージ」も新たにラインナップ。専用ダンパー&スプリングとスタビライザー、10mmローダウンのサスペンション、20インチホイール、スポーツサスペンションなどを採用。ツートンボディカラーやブラックのホイールアーチも、スポーツパッケージの特徴になる。

《森脇稔》

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