既存ホンダジェットのパフォーマンスを向上、パッケージを開発

APMGパフォーマンスパッケージを搭載したホンダジェット
APMGパフォーマンスパッケージを搭載したホンダジェット全 2 枚

ホンダエアクラフトカンパニー(HACI)は、米国フロリダ州で開催されるビジネス航空ショー「ナショナル・ビジネス・アビエーション・アソシエーション(NBAA)2018」で、従来モデル「ホンダジェット」に適用可能な「APMGパフォーマンスパッケージ」を発表した。

APMGパフォーマンスパッケージは、購入後のホンダジェットの性能を向上させることを目的に、HACI内で編成した専門グループ「ホンダジェットAPMG」が開発した。装着することで機体の空力性能を改善して空気抵抗を低減、最大離陸重量を4808kgから4854kgへ増加できる。航続距離も平均185~222km延長可能で、ペイロードを45kg増やせる。

主翼、水平尾翼の空力性能の改善で、離陸距離を1199mから1064mへと短縮し、アクセス可能な空港数が増加。「ガーミンG3000アビオニクス」のソフトウェアをアップデートし、機体の操縦性や安全性の強化を目指した。

一方、HACIは、インド民間航空局から2018年9月に小型ビジネスジェット機「ホンダジェット」と最新型「ホンダジェット・エリート」の型式証明を取得したことも発表した。インドでの型式証明取得は、アジア圏で初。米国、欧州、メキシコ、カナダ、ブラジル、アルゼンチン、パナマに続いて8ヵ国目。また、現在は中国と日本での型式証明を申請している。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. いつでもビーチ気分! 夏仕様のSUV『ハバナ』が30台限定で登場、499万円から
  3. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  4. メルセデスベンツ『CLA』新型、第4世代「MBUX」にセレンスの会話型AI技術搭載
  5. 新型フォレスター半端ないって! 純正用品で大変身、日本初披露“サンドカラー”のクロストレックが登場…東京アウトドアショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る