アルピーヌ A110 新型、いよいよカタログモデルが登場「ピュア」&「リネージ」[詳細画像]

限定車は即完売、いよいよカタログモデル登場

新型アルピーヌA110のスペック

「ピュア」と「リネージ」装備の違い

アルピーヌ A110ピュア
アルピーヌ A110ピュア全 40 枚

限定車は即完売、いよいよカタログモデル登場

20年ぶりに復活したフランスのスポーツカーブランド「アルピーヌ」。その第1弾モデル、新型『A110』がいよいよ市販を開始する。カタログモデルとして登場するのは、軽さと俊敏性を活かした「ピュア」と、グランドツーリング要素を強めた「リネージ」の2グレードだ。

新型アルピーヌA110は、かつての名車「A110ベルリネット」のサイズやデザインを取り入れながら、現代的にアレンジ。日産ルノーアライアンス、そしてルノースポールの技術の粋を注ぎ込んだ軽量ミッドシップスポーツカーとして生まれ変わった。

今年6月に発売記念限定モデルとして「プルミエール・エディション」を導入したが、即完売。カタログモデルの登場が待たれていた。ピュアとリネージは、10月24日まで予約を受け付け、11月下旬より販売を開始する。また、日本への納車は「最速でおこなわれる」ことが明かされている。

新型アルピーヌA110のスペック

アルピーヌ A110ピュアアルピーヌ A110ピュア
新型アルピーヌA110のボディサイズは、全長4205mm×全幅1800mm×全高1250mm、ホイールベース2420mm。アルミ製のプラットフォームとアンダーボディを採用し、車重はピュアが1110kg、リネージが1130kgを実現している。

パワートレインは、ルノー日産アライアンスが開発した1.8リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンに、ゲトラグ製の7速DCTを組み合わせる。アルピーヌとルノースポールのエンジニアが、エアインテークやターボチャージャーなどをチューンし、最高出力252ps、最大トルク320Nmを発揮する。パワーウエイトレシオは4.4kg/ps。0-100km/h加速は4.5秒以内という卓越したパフォーマンスを実現する。

足回りには、乗り心地とハンドリング性能を高めるダブルウィッシュボーンサスペンションを前後に採用。コーナリング中に車体がロールした際、タイヤの接地面をフラットなまま保ち、グリップ力を高い状態で維持する。さらにブレンボのオールアルミニウムモノブロックブレーキキャリパーを採用。リアブレーキには世界初めてパーキングブレーキアクチュエーターを内蔵する。

「ピュア」と「リネージ」装備の違い

アルピーヌ A110ピュアアルピーヌ A110ピュア
ピュアは、「軽量、コンパクト、そして俊敏性が際立つ、車とドライバーが一体となる感覚でドライビングが楽しめるモデル」とアルピーヌは説明する。1脚13.1kgのSabelt製モノコックバケットシート、FUCHS製の鍛造18インチアロイホイール、フロントソナー、リアカメラ等を装備。また「走り」を重視したモデルではあるが、フランスの高級オーディオブランドFOCAL製軽量4スピーカーも装備する。

アルピーヌ A110リネージアルピーヌ A110リネージ
リネージは、「ドライビングプレジャーに加え、洗練されたデザインと快適性が特長の、日常での使いやすさはもちろん、長距離ドライブにも最適なモデル」。高さ調整・リクライニング機能のついたSabelt製ブラウンレザースポーツシート、先代アルピーヌA110を彷彿とさせるブラックの18インチアロイホイール、FOCAL製軽量サブウーファー、フロントソナー、リアカメラ等を備える。

前後フルLEDランプや、フルカラーTFTメーター、スポーツエギゾースト、前後ブレンボ製キャリパーなどは共通の装備となる。

価格はアルピーヌA110ピュアが790万円から、アルピーヌA110リネージが829万円から。それぞれ左ハンドル車も設定している。

アルピーヌ A110ピュアアルピーヌ A110ピュア

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  3. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. 「欧州のカローラになりそう」ルノーの最新ハイブリッドコンパクトに日本のファンも熱視線!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る