勾配が急な住宅地で小型EVの実証実験 横浜市金沢区で

実証運行に使用する電動小型低速車
実証運行に使用する電動小型低速車全 4 枚
京浜急行電鉄、横浜国立大学、横浜市は、10月29日から横浜市金沢区富岡西エリアで、地域交通課題解決を目的とした「電動小型低速車」の実証実験を開始する。

京急沿線の横浜市金沢区富岡西エリアは、急勾配な坂道が多く、バス停や鉄道駅へのアクセスが容易でない地域があるなど、交通課題を抱えたエリアが存在する。

実証実験では、登坂力に優れていることや小型であるといった「電動小型低速車」の特徴を活かし、急勾配な坂の移動を補助するルート(富岡第1地区ルート)と、地形的制約から既存のバス路線が運行できないルートを走行し、公共交通機関までの補完的機能を担うルート(富岡第3地区ルート)の2ルートで実施する。定時定路線の循環運行して地域交通課題解決の効果を検証する。

実証実験は、交通エコロジー・モビリティ財団の企画募集に京急電鉄が採択されたもので、今年7月に京急電鉄と横浜国立大学が締結した「産学連携の協力推進に係る協定」、横浜市と京急電鉄が締結した「京急沿線(横浜市南部地域)における公民連携のまちづくりの推進に関する連携協定」の2つの協定に基づく取り組みの一環として実施する。

《レスポンス編集部》

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