名車から珍車!? が参加…クラシックカーフェスティバル in 小金井

第16回クラシックカーフェスティバルin小金井
第16回クラシックカーフェスティバルin小金井全 40 枚

東京都小金井市の都立小金井公園で10月21日、「クラシックカーフェスティバルin小金井」が開かれ、排気量がまだ360ccだったころの軽自動車やビンテージものの欧州車など計71台が集まった。

「小金井なかよし市民まつり」の一環として行われているイベントのひとつで、クラシックカーの展示は今年で16回目。東京小金井さくらロータリークラブが主催し、「全日本ダットサン会」や「アンティックカーオーナーズクラブ東京国立」「オートモビルクラブジャパン」などが協力した。昨年は雨で中止になったため、2年ぶりの開催となった。

参加資格は、原則として1975年以前に生産された外国車・国産車。気持ちの良い秋晴れの下、ピカピカに磨かれた往年の名車が芝生広場に展示された。

元々外国車の多いイベントで、今年もレアな車両の姿があった。毎年このイベント参加のために動態保存しているというランボルギーニ『ウラッコ P250』(1974年)、Sクラス最初のモデルであるメルセデスベンツ『220SEカブリオ』(1960年)、ダッシュボードにピニンファリーナの直筆サインがあるフィアット『124スパイダー』(1975年)、アルファロメオが『1750』型(1930年)の復刻車として世界限定75台を発売した中のひとつ『グランスポーツ』(1967年)など、ふだんはめったに見られない車が並んだ。

国産車で珍しかったのは、いすゞ『ベレル』。1960年代に製造されていた6人乗りセダンで、これは縦型デュアルヘッドライトなどに変更された後期型。2000ccのディーゼルエンジンは2度乗せ換えられ、計100万kmを超える走行距離というから恐れ入る。ほかに、シングルナンバーで初代のダットサン『ブルーバード1200』(1962年)、同じくシングルナンバーの『フェアレディ1500』、”FF”の先駆者となったスバル『ff-1 1300G』(1971年)など、コンディションの良い個体が目を引いた。

この日は好天に恵まれて小金井公園にはたくさんの来場者があり、クラシックカーのイベントも家族連れなど多くの人出で賑(にぎ)わった。
所沢市の「ところざわ自動車学校」で10月21日、「クラシックカーフェスティバルinところざわ」が開かれ、内外の名車・旧車合…

《嶽宮 三郎》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スイスポ最終モデルの完全進化形! BLITZが手掛けた“走りと快適”の完熟セットアップPR
  2. これが最後のガソリンエンジンか!? BMW『X5 M』が歴代最強の700馬力オーバーに
  3. 月額500円、新型ドライブレコーダー付き自動車保険 東京海上日動が2026年1月に発売
  4. 新型ハイパーカー『オーロラ』、外観デザイン確定…1850馬力ハイブリッド搭載
  5. 名車「964型ポルシェ 911」を最新の姿に甦らせる、シンガーが最新レストア作品披露へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る