東急大井町線の座席指定サービス、『Q SEAT』は12月14日から

東急6020系
東急6020系全 3 枚

東京急行電鉄(東急)は10月23日、大井町線の田園都市線直通急行で12月14日から有料座席指定サービスを開始すると発表した。

『Q SEAT』と名付けられたこのサービスは、平日に大井町駅(東京都品川区)を19時30分、20時30分、21時20分、22時27分、23時09分に発車する田園都市線直通急行5本で行なわれ、6020系7両編成の3号車が座席指定車に充てられる。この車両はロングシートをクロスシートに転換できるもので、車体には『Q SEAT』のラッピングが施される。

途中、乗降できる駅は、旗の台・大岡山・自由が丘の各駅で、二子玉川・溝の口・鷺沼の3駅は降車専用となる。たまプラーザから終着の長津田まではフリー乗降区間となり、料金不要で利用できる。

座席指定料金は一律400円で、座席指定券は12月上旬に開設される販売専用サイト「Qシートチケットレスサービス」、または大井町・旗の台・大岡山・自由が丘の各駅で、いずれも乗車当日に発売する。車内では発売しない。

東急6020系東急6020系

「Qシートチケットレスサービス」の利用には会員登録が必要で、購入した座席指定券は携帯端末で表示する形となる。

なお、『Q SEAT』を連結した6020系は11月中旬から営業運行を開始する予定で、座席指定サービス開始前の『Q SEAT』車両はロングシートとなる。

7両編成の3号車に連結される『Q SEAT』車両。座席数はクロスシートが36席、ロングシートが9席の計45席。車内には電源コンセントやカップホルダー、無料WiFiが設けられる。『Q SEAT』の愛称は公募により名付けられ、品質を意味するQuality、迅速を意味するQuickの「Q」と座席を意味する「SEAT」を組み合わせたという。7両編成の3号車に連結される『Q SEAT』車両。座席数はクロスシートが36席、ロングシートが9席の計45席。車内には電源コンセントやカップホルダー、無料WiFiが設けられる。『Q SEAT』の愛称は公募により名付けられ、品質を意味するQuality、迅速を意味するQuickの「Q」と座席を意味する「SEAT」を組み合わせたという。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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