[取り付け方で音が変わる]パワードサブウーファーの電源配線

カロッツェリアのパワードサブウーファー『TS-WX130DA』。
カロッツェリアのパワードサブウーファー『TS-WX130DA』。全 1 枚

カーオーディオ製品の“取り付け”にまつわるセオリーやウンチクを解説しながら、カーオーディオの面白さや奥深さを紐解いていこうと試みている当コーナー。今回からは新たな章に突入する。テーマは「パワードサブウーファー」だ。

これを取り付ける際に問題となる項目や取り付けにおいてのポイントを、じっくりと解説していく。

さて、「パワードサブウーファー」の取り付けには、3つのポイントが存在している。1つ目は「電源配線」、2つ目は「信号配線」、そして3つ目が「設置」、以上だ。今回はまず、「電源配線」に関することについて解説していく。

ところで「パワードサブウーファー」とは、「サブウーファーユニット」と「ボックス」と「パワーアンプ」が一体となったユニットである。なので当然ながら電源の確保がマストとなる。電気がなければ音が出ない、というわけだ。

で、電源というと「プラス」と「マイナス」の両方を接続する必要があり、それぞれ異なった手順で進められることとなる。

まず「マイナス」の配線は、設置場所の近くで(ケーブルが届く範囲で)ケーブルをクルマのボディに装着できる場所を探して、そこに端子部分をネジで共締めすれば作業が完了する。というのもクルマでは、ボディが「マイナス」の導線の役割を果たしているので、「マイナス」側の配線はボディに取り付ければOKなのだ。ボディに導線の役目を負わせることで、配線を単純化することができているのだ。

なお、端子を共締めしようとする部分の鉄板が塗装されている場合には、その塗装をヤスリ等であらかじめ削り落としておく必要がある。しっかりと通電する状況を整えた上で作業を進める必要があるのだ。

そして「プラス」側の配線は、製品ごとに決められているアンペア数の常時電源を確保できる然るべき場所から、途中にヒューズをかませた上で、配線されることとなる。

ちなみに、カーオーディオ・プロショップがこの作業を行おうとするとき、多くの場合、「バッ直」という配線方法が取られる。「バッ直」とは“バッテリーと直に繋ぐ”という意味の言葉だ。そうすることで、安定的に電源を確保しようとするわけだ。

というのもカーオーディオ機器は、電源確保がしっかりとできているか否かで、音の安定感やクリア度等が変わってくる。特に、低音再生においては瞬間的に大きな電気が必要となる局面が頻出する。「バッ直」することがもっとも確実な「プラス」配線であり、もっとも音に効く配線となるのである。

今回はここまでとさせていただく。次回以降も「パワードサブウーファー」の取り付けにまつわるあれこれを解説していく。お楽しみに。

【連載】“取り付け方”で音が変わる? Part3 パワードサブウーファー編 その1「電源配線について」

《太田祥三》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ゴルフカート「ROYALCOACH」、仕様を変更…シートファン廃止・フットクーラー採用
  2. ホンダ、カブトと共同開発のフルフェイスヘルメット『KF-2F』発表…EICMA 2026
  3. ホンダ『オデッセイ』628台にリコール…バッテリー上がり
  4. 【レスポンス読者試乗会】乗って初めて見えた、4組の試乗者が語る日産『エクストレイル』のリアルPR
  5. トヨタ『カローラ』次期型、「スポーツ」と「ツーリング」はどうなる? セダンとハッチバックを統合か
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「事故死ゼロ」と「移動の自由」の両立へ…トヨタとホンダが「ITS世界会議」で示した次世代技術
  2. 「Sim-to-Real」って何? AIを動かす実装技術…EdgeTech+ 2026【キーワード Vol. 3】
  3. EU「欧州製EV」優遇へ、産業加速法を審議---売れるEVと売れないEV
  4. 「フィジカルAI」って何? 似ている4つの基本用語…EdgeTech+ 2026【キーワード Vol. 1】
  5. 「E2E AI」って何? 自動運転を支える技術…EdgeTech+ 2026【キーワード Vol. 4】
ランキングをもっと見る