ホンダ N-VAN 累計受注が発売3か月で2万4000台超…納期最長5カ月も

ダスキン・Honda 役員対談
ダスキン・Honda 役員対談全 3 枚

ホンダの鈴木麻子執行役員は7月13日に発売した新型軽商用バン『N-VAN』の累計受注台数が2万4000台を超えたことを明らかにした。発売から1か月経過した時点の受注台数は1万4000台だったことから、その後2カ月間でさらに1万台積み上がった計算になる。

【画像全3枚】

鈴木執行役員は10月24日に都内で開いたN-VANの法人客であるダスキンの担当役員との対談イベントに登壇し、現在のN-VANの受注状況について「(10月22日時点で)2万4000台を超える数字を頂いている」と述べた。

その内訳は「個人のお客様が先行していて、最終的には法人のお客様も増えてくると思うが、まだ法人のお客様は非常にその中では限られた数字になっている」という。

「N-VANの前のモデルとして『アクティバン』があったが、(軽商用バンとして)19年ぶりのフルモデルチェンジということで、残念ながら軽商用車の中ではプレゼンスがなかなか上がらなかったこともあって、しばらくご縁の切れていた法人様もいる」と、鈴木執行役員はN-VANの受注で個人ユーザーが先行している背景を語る。

これはN-VANの納期状況にも実際に表れている。ホンダの広報部によるとN-VANの納期は、L、Gグレードが約1か月に対して、個人客を想定した+STYLE FUNおよび+STYLE COOLの両グレードは4-5か月かかるとのことだ。

今後の法人客への対応に関して鈴木執行役員は「今回いろいろと新しい取り組みを(N-VANで)してきたことで、とくにインターネット通販が増えているということで宅配の業者のみなさんには積極的にアプローチしているし、しばらくご縁の無かった法人様からもお問い合わせを頂いているということで、幅広く積極的に営業活動をしているところ」と話していた。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新車世界販売 ホンダ4位に転落、スズキ2位に浮上へ、2025年度下期[新聞ウォッチ]
  2. 小さくてびっくり! 噂のメルセデスベンツ「ベビーGクラス」、ついに実車をスクープ
  3. 「就職人気企業ランキング」総合トップは8年連続で伊藤忠商事、トヨタは42位に後退[新聞ウォッチ]
  4. 日産版の三菱アウトランダー!? 北米発表に「まんまやんけ!!」「かっこよ!」など日本のファンからも反響
  5. 「かっこいいな…」「普通に欲しい」インドで発表、ヤマハの新型電動スクーター2モデルに日本のファンも注目!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る