フォードモーターの純利益37%減、米中の貿易戦争が影響 2018年第3四半期決算

フォードモーターの世界本社
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フォードモーター(Ford Motor)は10月24日、2018年第3四半期(7~9月)の決算を発表した。

同社の発表によると、第3四半期の売上高は、376億6600万ドル(約4兆2170億円)。前年同期の364億5100万ドルに対して、3.3%のプラス。

一方、第3四半期の純利益は、9億9100万ドル(約1110億円)。前年同期の15億7200万ドルに対して、37%減と大幅な減益となった。

大幅な減益となったのは、中国での新車販売が急減速したのが主な要因。米中の貿易戦争を受けて両国が報復関税を繰り返しており、中国に輸入されるフォードモーター車の新車価格が上昇。消費者の間で、これを敬遠する動きが出た。

フォードモーターの2017年通期決算は、売上高が前年比3.3%増の1568億ドル。また、純利益は76億0200万ドルで、前年に対して65.4%もの大幅な増益となっている。

《森脇稔》

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