FCAの純利益38%減、排ガス案件が影響 2018年第3四半期決算

FCAのイタリア、トリノ本社 (c) Getty Images
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FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)は10月30日、2018年第3四半期(7~9月)の決算を発表した。

同社の発表によると、第3四半期の売上高は287億7100万ユーロ(約3兆6865億円)で、前年同期の264億1400万ユーロに対して、8.9%増とプラスに転じた。

一方、第3四半期の純利益は5億6400万ユーロ(約723億円)で、前年同期の9億1000万ユーロに対して、38%減と大幅な減益となっている。

大幅な減益となった要因は、一部ディーゼル車の排ガス案件に関して、米国司法省から巨額の民事制裁金を求められていることが大きい。

FCAの2017年通期(1~12月)決算は、売上高が前年比0.1%減の1109億3400万ユーロ。2017年通期の調整後の純利益は37億7000万ユーロで、前年比50%増と大幅に増えている。

《森脇稔》

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