アプリリア、スポーツスクーター『SR50R』を発売。2サイクル50ccで環境対応

アプリリア SR50R(レーシングブラック)
アプリリア SR50R(レーシングブラック)全 4 枚

ピアッジオグループジャパンは、2サイクル50ccエンジン搭載のスポーツスクーター『SR50R』 をユーロ4規制に適合させ、グラフィックを新たにして11月30日より販売を開始する。価格は32万4000円。

アプリリア SR50 は、50ccのスーパースポーツスクーターというジャンルを確立した最初のモデルで、20年以上の歴史を持つ。新型に搭載される50cc 2ストローク単気筒水冷エンジン「Hi-Per2 Pro」は、キャブレター式ながら、ユーロ4基準をクリアし、優れた加速性能を実現。独特の形状を持つエキゾーストシステムにはダブルのキャタライザーを装備。さらにセカンダリエアーシステムを備えることでクリーンなエンジンに進化している。最高出力および最大トルクは未発表。

シャシーには高張力スチールフレームを採用し、一般的なスクーターよりフロントエンドに荷重させた重量配分を実現。これにより、モーターサイクルのような前輪からのフィードバックを得られるほか、乗り心地とパフォーマンスを向上させた。 また、前後190mm径のディスクブレーキと 130/60 ロープロファイルタイヤを備えた13インチホイールを採用し、高いグリップ性能と安全性を確保している。

また、人間工学に基づいたシートを装備し、快適なライディングポジションを実現。シート下にはフルフェイスヘルメットを 1つ収納できるスペースと、小物収納に便利な容量1リットルのポケットを装備。スピードメーターはデジタル表示となり、レーシーな雰囲気を演出する多機能パネルが装備される。シート高は795mm。

デザインは、アプリリアのワークスモデルやスポーツモデルからインスパイアされたもの。デュアルヘッドランプ、セントラルエアーインテーク、テールランプとウィンカーがビルトインされたエアロダイナミクステールフェアリングのほか、新デザインのサイレンサーカバー、ナンバープレートブラケット、ボディグラフィックが採用されている。

ボディーカラーは、レーシングブラック、レーシングホワイト、フルーオレッドの3種類。イタリア製となる。

《丹羽圭@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「めちゃくちゃ好きでした、さよなら」フォードGTの販売終了に対しファンからは悲しみの声
  2. 【日産 ルークス 新型】「ルークスはパイクカー」開発デザイナーが立ち返った“軽ならではのデザイン”とは
  3. 日産『リーフ』新型、米国EV最安値の約440万円から…今秋発売へ
  4. 三菱『デリカミニ』がフルモデルチェンジ!「やんちゃ坊主」感アップ、走りも三菱らしく進化
  5. 「アルパインスタイル仙台R4」がグランドオープン、待望の仙台エリアへ出店
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る