トヨタ カローラスポーツ、850馬力+FR駆動のドリフト仕様に…SEMA 2018

新型トヨタ・カローラ・ハッチバック(カローラ・スポーツ)のドリフト仕様車
新型トヨタ・カローラ・ハッチバック(カローラ・スポーツ)のドリフト仕様車全 1 枚

トヨタ自動車の米国部門は10月30日(日本時間10月31日未明)、米国ラスベガスで開幕したSEMAショー2018において、新型『カローラ・ハッチバック』(日本名:『カローラスポーツ』)のドリフト仕様車を初公開した。

このドリフト仕様車は、Papadakisレーシングが開発した。ハイライトは、排気量を2.7リットル化した「2AR-FE」型直列4気筒ガソリンエンジンへの換装にある。このエンジンに、ボルグワーナー製のターボチャージャー、カスタムビルドのインタークーラー&ナイトラスオキサイド(亜酸化窒素)システムを追加し、最大出力850hpを絞り出す。駆動方式もFFからFRに変更する。

さらに、カスタムビルドのアルミ製インテーク、レース仕様のエグゾーストシステムを採用する。ブレーキはStopTech製で強化されており、ホイールはMotegi Racing、タイヤはNexenを組み合わせる。前後フェンダーを拡幅し、ワイドタイヤを収めた。

インテリアには、スパルコ製のレーシングシートを装着し、カスタムビルドのロールケージも組み込まれる。ホワイトとブルーを基調に、赤、オレンジ、黄色を組み合わせたボディカラーは、Jon Sibal Designworksが手がけている。

《森脇稔》

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