フォルクスワーゲングループ(Volkswagen Group)は10月30日、2018年第3四半期(7~9月)の世界新車販売の結果を発表した。アウディやポルシェ、セアト、シュコダなどを含めたグループ全体の総販売台数は、254万8000台。前年同期比は3.6%減とマイナスに転じた。
全販売台数254万8000台のうち、欧州では99万2900台を販売した。このうち、地元ドイツは29万7500台を売り上げ、前年同期比は2.9%増だった。
北米の第3四半期実績は66万6800台で、このうち、米国市場では16万6700台を販売した。アジア太平洋地域では第3四半期、113万3200台を販売。このうち、中国では104万5400台を売り上げる。
また、全販売台数254万8000台のうち、主力のフォルクスワーゲン乗用車ブランドは、150万4100台だった。前年同期比は3.3%減と落ち込む。
VWティグアンフォルクスワーゲングループの2017年の世界新車販売台数は過去最高の1074万1500台と、2年連続で1000万台の大台を突破した。前年比は4.3%増だった。