BMWグループ、i3 の電動パワートレインを小型EVバスに供給…航続210km

カルサン社の小型EVバス JestとBMW i3
カルサン社の小型EVバス JestとBMW i3全 3 枚

BMWグループは11月8日、EVの『i3』(BMW i3)の電動パワートレインを、小型のEVバス向けに供給すると発表した。

BMWグループがi3の電動パワートレインを供給するのは、トルコのカルサン(Karsan)社だ。BMWグループはカルサン社と契約を結び、カルサン社の小型EVバス『Jest』に、i3の電動パワートレインが搭載される。

供給されるi3の電動パワートレインは、市販車用と共通だ。モーターは最大出力170hp、最大トルク25.5kgmを発生する。i3では0~100km/h加速7.3秒、最高速150km/h(リミッター作動)の性能を発揮するモーターとなる。

カルサン社の小型EVバスのJestには、i3用のリチウムイオンバッテリーを2個搭載する。蓄電容量は合計で88kWhとなり、1回の充電での航続は、最大210kmの性能を備えている。

なお、カルサン社の小型EVバスのJestは、全長がおよそ6mある。最大26名の乗客を輸送できる、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  4. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る