JR九州の変電所にも電力貯蔵装置を導入し省エネ化…異常時対応も想定 11月20日

JR九州が導入する電力貯蔵装置のイメージ(左)と導入される装置本体(右)。
JR九州が導入する電力貯蔵装置のイメージ(左)と導入される装置本体(右)。全 1 枚

JR九州は11月15日、筑肥線の唐津変電所(佐賀県唐津市)に電力貯蔵装置を導入すると発表した。11月20日から運用を開始する。

これは電車が減速する際に発生する回生電力を、一時的に変電所の蓄電池(リチウムイオン電池)に貯蔵するもので、省エネ化のほかに、停電などの異常時に駅間に停車した電車を安全な位置まで移動させることも想定して導入される。

装置の製造元は東芝インフラシステムズで、設備容量は1000kW、貯蔵容量は290kW。電力貯蔵装置はJR東日本や小田急電鉄にも導入されている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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