BMW 3シリーズ 新型のPHV、EVモードの航続は1.6倍に…2019年夏発売へ

新型BMW 3シリーズ セダンのPHV、330eセダン
新型BMW 3シリーズ セダンのPHV、330eセダン全 5 枚
BMWは11月15日、新型『3シリーズセダン』(BMW 3 Series Sedan)に2019年夏、追加設定するプラグインハイブリッド車(PHV)、「330eセダン」の詳細を発表した。

BMWは現行3シリーズセダンに、PHVの「330e iパフォーマンス」をラインナップする。PHVシステムは、エンジンが2.0リットル直列4気筒ガソリンターボで、最大出力184hpを引き出す。これに、最大出力109hpのモーターを組み合わせる。PHVシステム全体では、252hpのパワーと、42.8kgmのトルクを獲得し、0~100km/h加速6.1秒、最高速225km/hの性能を発揮する。EVモードでは、最大でおよそ37kmを、ゼロエミッション走行できる。この効果もあり、欧州複合モード燃費47.6km/リットル、CO2排出量49g/kmの優れた環境性能を達成した。

2019年夏に追加設定される新型3シリーズセダンのPHV、330eセダンでは、最新世代の「BMW eドライブ」技術を採用する。2.0リットル直列4気筒ガソリンターボ+モーターのPHVシステム全体で、252hpのパワーと42.8kgmのトルクは現行型と変わらないが、新型では「エクストラブースト」モードを導入する。これは、システム全体のパワーを一時的に41hp引き上げ、293hpとするモードだ。この効果で、0~100km/h加速6秒、最高速230km/hの性能を可能にする。

また、EVモードの航続は、現行モデルのおよそ1.6倍の60kmに拡大し、EVモードでの最高速も140km/hとした。環境性能は、複合モード燃費が58.8km/リットル、CO2排出量が39g/kmと公表されている。

《森脇稔》

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