天然ゴムを持続可能な資源にするための会議「GPSNR」、住友ゴムが設立に参画

住友ゴムが「持続可能な天然ゴム方針」を策定
住友ゴムが「持続可能な天然ゴム方針」を策定全 1 枚

住友ゴム工業は、WBCSD(持続可能な開発のための世界経済人会議)のタイヤ産業プロジェクト(TIP)が中心となって立ち上げた世界標準の天然ゴムプラットフォームであるGPSNRの設立に参画すると発表した。

同社では2016年10月に国際ゴム研究会が提唱する天然ゴムを持続可能な資源とするためのイニシアティブに参画し、自主的な活動に取り組んできたが、新たにGPSNRにも参画すると同時に、天然ゴムを持続可能な資源とするため、住友ゴムグループ「持続可能な天然ゴム方針」を策定した。

同社の主力商品であるタイヤの主原料となる天然ゴムを持続可能な資源とすることは重要な課題となっている。今後、世界ではモビリティ社会の発展とともに、タイヤ需要の拡大が予想され、天然ゴムの生産地域における森林破壊による環境問題や労働環境における人権問題などの問題発生が懸念される。

このため、同社では今後、持続可能な天然ゴム方針に沿ってサプライチェーンをはじめとするステークホルダーと積極的に連携した取り組みを推進し、天然ゴムの持続可能な社会の実現を目指し、より一層活動を強化していく。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
  2. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  3. 「バンバン」が復活! スズキは二輪展示でも世界初、日本初が目白押し…ジャパンモビリティショー2025
  4. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  5. 寂しさ45%、読者の感情:レクサス『LS』生産終了…「時代の流れ」「次への期待」が交錯
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る