GMが大規模リストラ計画、世界の7工場を閉鎖…人員15%削減へ

ハムトラマック工場(2017年型キャデラックCT6)
ハムトラマック工場(2017年型キャデラックCT6)全 3 枚

GM(General Motors)は11月26日、グローバルでの大規模なリストラ計画を発表した。

今回のリストラは、従来の計画よりもさらに踏み込んだ内容だ。従業員に関しては、正規と非正規を合わせて全世界で15%を削減する。これには、取締役の25%削減も含まれる。

また、世界の7工場を閉鎖する計画も掲げる。このうち、北米では2019年内に、米国ミシガン州デトロイトのハムトラマック工場、オハイオ州ウォーレンのローズタウン工場、カナダ・オンタリオ州のオシャワ工場を含む5工場を閉鎖する。さらに北米以外の世界の2工場も、2019年末までに閉鎖する。

なおGMは、リストラに関連して、30億~38億ドルの税引き前費用を計上する予定だ。GMのメアリー・バーラ会長兼CEOは、「今回のリストラを通じて、収益性を引き上げていく」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  2. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  3. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  4. かつてのマーチ、新型日産『マイクラ』英国発売に、SNSでは「英国は小型車の価値を知ってる」「日本でも売りゃいい」の声
  5. 4億円オーバーのV12エンジン搭載「完全アナログ」なハイパーカー登場!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る