佐川急便、北海道初の乗用タクシーによる貨客混載事業を開始

貨客混載事業の運用フロー
貨客混載事業の運用フロー全 1 枚

佐川急便は11月27日、HEYタクシー(北海道上川郡)と提携し、北海道初となる乗用タクシーによる貨客混載事業を開始したと発表した。

自動車運送業の担い手不足と人口減少等に伴う輸送需要(旅客)の減少により、とくに過疎地域において、人流および物流サービスの維持が重要な課題となっている。このような状況下、旅客または貨物の運用に特化してきた従来の輸送のあり方を転換し、一定の条件のもと旅客と荷物を運ぶ「かけもち」ができるよう、規制が緩和された。

今回、本制度を活用して、佐川急便とHEYタクシーは乗用タクシーで宅配便を配達する貨客混載事業を11月21日より開始。HEYタクシーは乗用タクシーの荷室に佐川急便の宅配荷物を積み込み、旅客事業を行う以外の時間帯に荷物の配達を行う。今回計画しているエリアは上川郡当麻町で、乗客利用の比較的少ない日中の時間帯を活用して乗用タクシーの運転手が個別配送。配達業務を終えた後は、佐川急便 旭川営業所の担当ドライバーが不在などの未配達の荷物を回収し業務終了となる。

佐川急便では、新たな配送モードの構築による効率化を目指すとともに、地域活性化に貢献できる取り組みを積極的に進めていく。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ『レブル』1万2000台以上をリコール…最悪の場合、エンストして再起動できない
  2. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  3. 新タイヤメーカー「TIRE FROG」設立、第1弾「ヤンキー701」は7月7日発売
  4. 3分で20万台受注!? シャオミの市販車第二弾『YU7』にSNSも大注目!「日系EVとは爆発力が違う」の声も
  5. 『アトレーRS』ベースで力強い走り! 軽キャンピングカー「HAPPY1 Turbo」585万円で発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
ランキングをもっと見る