【ホンダ PCXエレクトリック】原付二種・電動二輪をリース販売…来春からシェアリングも

ホンダ PCX ELECTRICと本田技術研究所の三ツ川誠主任研究員
ホンダ PCX ELECTRICと本田技術研究所の三ツ川誠主任研究員全 3 枚

ホンダは11月29日、同社では初の原付二種(第二種原動機付自転車)の電動二輪車『PCX ELECTRIC(エレクトリック)』を開発、30日からリース販売を始めると発表した。

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同社は1994年と2010年に原付一種の電動二輪車を商品化、いずれもリース販売してきた。今回、原付二種の主力スクーターであるPCXに設定することで、さまざまな用途に使ってもらい、電動バイクの普及や性能向上につなげていく。

バッテリーにはパナソニックと共同開発し、持ち運びができる着脱式の「モバイルパワーパック」を採用した。リチウムイオンバッテリーであり、諸元上の電圧は50.4V、容量は20.8Ah。これを2基搭載する。充電はバイクに装着したままのほか、取り外した状態でも可能であり、利便性を高めた。

フル充電からの航続距離(国土交通省届出値)は60km/h定地走行で41km。ただ、開発責任者である本田技術研究所の三ツ川誠主任研究員は、「より実走行に近い(二輪車の国際基準である)WMTCモード値で50km以上の航続を目指して開発した」としており、実用では届出値を上回ると見込まれている。

販売はリース販売となり、期間4年で予備のパワーパック2個や一定のメインテナンスサービス込みだと、月額2万円台後半になるという。

国内向けには250台を熊本製作所で生産し、法人や官公庁向けのリースをはじめ、個人ユーザー向けのモニター(30台)、さらに首都圏でのバイクシェアリングサービスや観光地でのレンタルにも使う。シェアリングとレンタルは来春に始める予定だ。また、バイク需要の中心地である東南アジアでも来春から法人向けのリース販売に着手する。三ツ川氏は「国内外で幅広く使っていただき、耐久性や使い勝手などの情報を収集して今後の開発に生かしていきたい」と話している。

《池原照雄》

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