最新のポルシェ 911、ボディは刷新されているのか?…ロサンゼルスモーターショー2018

ポルシェ911(ロサンゼルスモーターショー2018)
ポルシェ911(ロサンゼルスモーターショー2018)全 13 枚

世界中に数多くのファンがいるポルシェのなかでも、中心的な存在といえる『911』(Porsche 911)。ロサンゼルスモーターショーでは「992型」と呼ばれる、フルモデルチェンジを実施した最新モデルが公開された。

発表された車体の数値をみると、全幅は今回発表された「カレラS」「カレラ4」ともに1852mmで、先代(991型)の「カレラ4S」と同じ。ただし、フロントの幅は45mm広がっているという。いっぽうで全長は先代よりも20mm長い4519mm。ただしホイールベースは2450mmで先代と同じだ。

そんな992型のスタイルを先代と比較して感じたのは、真横からみるとルーフラインがよく似ているということ。そして比べてみると、サイドウインドウの形状も同じように見える。伸びた全長もフロントオーバーハングの拡大がその理由のようだ。そのうえホイールベースが変わっていないことから考えると、フルモデルチェンジで新型になった992型ながら、ボディの基本設計自体は変わっていないのかもしれない。

確かに今回の新型は、従来モデルが「991」だった開発コードが「992」となりモデルチェンジであることは間違いない。しかしポルシェの場合、開発コードが改められたからといって車体が新設計になるかといえばかならずしもそうではないのだ。

ポルシェ911新型(ロサンゼルスモーターショー2018)ポルシェ911新型(ロサンゼルスモーターショー2018)

たとえば2016年にボクスターが「718ボクスター」へと進化した際は、開発コードが「981」から「982」へと変わった。しかし車体の基本設計そのものは981から受け継がれているのは周知の事実である。

《工藤貴宏》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 40アルファードの静粛性が一変!調音施工で快適性が飛躍的に向上
  2. トヨタ『スターレット』復活! 2026年デビューか?
  3. トヨタ カムリ 新型、全車ハイブリッドに…今春米国発売
  4. 【ホンダ N-BOX 新型試乗】アイデアの詰まった使い勝手はまさに「ニッポンの国民車」だ…中村孝仁
  5. シトロエンの新デザイン採用、『C3エアクロス』新型を欧州発表
  6. レゴ ブロック初心者再び! セナが愛用した「マクラーレン MP4/4」を組み立ててみたら感激した
  7. 【クルマら部】クルマ愛クイズ!今回は「F1」から全4問!
  8. JAOSがトヨタ『ランドクルーザー250』用各種カスタマイズパーツをリリース
  9. レクサス『GX』通常販売は今秋に、先行して100台を抽選販売へ 価格は1235万円
  10. ジムニー愛好者必見! ベルサスVV25MXが切り拓く新たなカスタムトレンドPR
ランキングをもっと見る