三菱 トライトン 新型を海外初出展…クアラルンプールモーターショー2018[動画]

新型トライトン
新型トライトン全 13 枚
クアラルンプール国際モーターショー2018(KLIMS 2018)で三菱自動車は、今年11月9日にタイ・バンコクでデビューした新型『トライトン』を海外初出展。2019年第1四半期にマレーシア国内で発売すると発表した。車両はすべてタイで生産したものを輸入して対応する。

外観は、フロント回りに薄型LEDヘッドライトとLEDディライトランニングを組み合わせ、そのデザインはインドネシアで大ヒットしている『エクスパンダー』と、SUVとして人気の『パジェロスポーツ』によく似ている。ダイナミックで斬新さを合わせ持つ、三菱の新たなアイデンティを感じさせるものだ。

パワートレインは従来モデルから引き継いだ2.4リットルMIVECターボディーゼルエンジンを搭載するが、トランスミッションは新型の6速ATを組み合わせる。最大出力は181PS、最大トルク430Nmを生成。4WDシステムは、エンジンとトランスミッション、ブレーキを統合制御することでタイヤのスリップ量をコントロールするオフロードモードを搭載する「スーパーセレクト4WD II」を採用する。新型トライトン

KLIMS 2018の会場では、内装を公開することはなかったが、資料によると時代に合わせた安全装備はフル装備。7種類のSRSエアバッグを装備した他、前方衝突軽減(FCM)、前進&後退時の誤発進抑制機能(UMS)、リアクロス・トラフィック・アラート(RCTA)、ブラインド・スポット警告(LCW付きBSW)、オートハイビーム(AHB)などを装備した。

プレスカンファレンスで挨拶に立った三菱自動車マレーシアの新西知之代表取締役社長 は、「三菱自動車は1978年以来過去40年間にピックアップを生産し、これまでに470万台が生産されて世界へ送り出された。マレーシアでは7万人以上の誇り高いオーナーを抱えるまでになっている。新型トライトンは“Beyond Tough”のキャッチフレーズの下で開発されており、よりハードな外装を持ちながら、扱いやすく、高度な安全性能をユーザーに提供すると確信している」と述べた。

新型トライトンのマレーシア国内での価格は、10万~14万リンギット(約270万~約380万円)と予想されている。既に予約受注をスタートさせており、先着1000名には2000リンギット(約5500円)相当のTHULE製バゲージセットがもらえる。また、2018年12月7日から2019年1月20日まで、マレーシア国内の主要都市で新型トライトンの特別展示を行う予定になっている。

《会田肇》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「妄想が現実になった」トヨタがAE86のエンジン部品を発売へ…「復刻だけじゃない」その内容に驚きの声
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  4. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
  5. トヨタの新モビリティ向けEV、『e-Palette』販売開始…2900万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る