電点強化アイテム…キャパシターのトレンド分析 l[カーオーディオ 製品選び]

キャパシターの例(BAラボ)。BAラボのキャパシターは、瞬間的な電源電圧の降下に対して有効だという定評があり、人気が高い。
キャパシターの例(BAラボ)。BAラボのキャパシターは、瞬間的な電源電圧の降下に対して有効だという定評があり、人気が高い。全 1 枚

カーオーディオを趣味としている方々に向けて、アイテム選択における“傾向と対策”を解説している当コーナー。今週からは新章に突入し、「電源強化アイテム」にスポットを当てて展開していく。その第1回目となる今回は、「キャパシター」についての考察を開始する。

さて、カーオーディオにおいて、電源は非常に重要な役割を担う。音楽信号を増幅させないとスピーカーを駆動できないのだが、その増幅作業がスムーズに行えるか否かは音の良し悪しに大きく影響してくる。そしてそれをスムーズに行うためには、十分な電気が必要となる、というわけなのだ。

しかしながら、クルマの中ではさまざまな電装品が活躍していてカーオーディオユニットが電気を独り占めにするわけにはいかない。そういった事情もあり実際は、量的にも質的にも、理想的な供給コンディションを保ち難い。だからこそ、さまざまな電源強化アイテムが存在し、いろいろな策が講じられているのだ。

ちなみに、「ケーブル」の章の中でも解説したが、もっとも身近な“電源強化策”は、「電源ケーブルを適切に引き回すこと」である。まずはこの基本ができていないと、他の“電源強化”策は十分な効果を発揮しにくい。

で、その上で、その次にはどんな作戦が有効なのかと言うと…。もっとも多く目にするのはズバリ、「キャパシターを導入すること」だ。

「キャパシター」を導入するとどのような効果を挙げられるのだろうか。ひと言で言うならそれは、「瞬間的な電源電圧の降下をバックアップできること」である。

音楽は瞬間瞬間で音量が大きく変化する。パワーアンプはその変化に追従しながら仕事をこなすのだが、特に大きなボリュームで低音が鳴らされるような瞬間にはかなりの電力が必要となり、実のところ、その瞬間には必要な電力が十二分にまかなえていないことが多い。

ないならないなりに音楽は再生されるのだが、もしも「キャパシター」を導入すると、瞬間的な電力不足が起こりにくくなる。結果、聴こえてくる音の質がなかなかに変わってくる。十分な効果が挙げられた場合には、音に芯が入り、ハリが出て、さらにはレスポンスも向上する。だからこそ、「キャパシター」の導入は人気となっているのだ。

今回はここまでとさせていただく。次回も「キャパシター」についての解説を続行する。お楽しみに。

【カーオーディオ】製品選びの“傾向と対策” Part.7「電源強化アイテム編」その1 キャパシターのトレンド分析 l

《太田祥三》

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