ZF、トランスミッションの生産を電動車向けにシフト…全体の5割へ

ZFの乗用車向け8速ハイブリッドトランスミッション
ZFの乗用車向け8速ハイブリッドトランスミッション全 1 枚

ZFは12月7日、今後4年間にドイツ・ザールブリュッケン工場へ8億ユーロ(約1030億円)を投資すると発表した。

今回の投資は、電動化の促進のための総額30億ユーロ(約3850億円)の投資の一部だ。ザールブリュッケン工場は、ZFの主力トランスミッション工場のひとつ。同工場では8億ユーロの投資を、ハイブリッド車などの電動車向けのトランスミッションの生産にシフトするための改修費用に充当する。

ZFによると、ハイブリッドなどの電動化技術には大きな需要があるという。EVモードの航続が80~100kmに伸びれば、日常走行のほとんどがEVモードだけで対応できるためだ。ZFは進化したハイブリッドドライブは、内燃機関車からEVへの橋渡し技術以上のものになると見込む。

ZFは、トランスミッションの生産に占めるハイブリッドドライブの割合は、今後数年間で10倍に増え、5割に到達する見通し、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. エアレスタイヤ搭載でペダルもなし、免許不要の特定小型原付「Future smart」発売
  3. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ...ワイド&ローのフォルムに注目だ!
  4. 日産の高級部門インフィニティ、3台の新型コンセプトカーを世界初公開へ…モントレーカーウィーク2025
  5. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る