VWグループ、次世代電動車の生産計画を上方修正…当初の1.5倍の1500万台に増産へ

フォルクスワーゲングループの次世代電動車「I.D.」ファミリーの車台と関係サプライヤー首脳
フォルクスワーゲングループの次世代電動車「I.D.」ファミリーの車台と関係サプライヤー首脳全 1 枚

フォルクスワーゲングループ(Volkswagen Group)は12月7日、次世代の電動車の生産計画を上方修正すると発表した。

フォルクスワーゲングループの次世代の電動車では、電動車向けに専用開発された「MEB」(モジュラー エレクトリック ドライブ マトリックス)と呼ばれる車台を使用する。

フォルクスワーゲングループは当初、グループ全体でMEBをベースにした電動車を1000万台生産する計画だった。フォルクスワーゲングループは今回、この生産計画を上方修正し、グループ全体でMEBをベースにした電動車を1500万台生産する計画に改めた。当初計画に対して、1.5倍の増産となる。

フォルクスワーゲングループの次世代電動車の中心となるのが、「I.D.」ファミリーだ。最初の市販モデルとして、『ゴルフ』セグメントに属するコンパクトEVの『I.D.』を2020年に発売する予定。これに続いて、SUVセグメントには『I.D. CROZZ』を投入する計画で、さらにMPVの『I.D. BUZZ』を順次、市場に投入していく。

またMEBは、フォルクスワーゲンのI.D.ファミリー全モデルだけでなく、他のグループブランド(アウディ、セアト、シュコダ、フォルクスワーゲン商用車)の数多くの電動車の技術基盤としての役割も担う。MEB は、フォルクスワーゲングループの5つのブランドと世界の3地域で導入される、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 1回あたり300円、10分で施工できる凄技コーティング、洗車機との相性も抜群『CCウォーターゴールド』が選ばれる理由PR
  2. タイヤブランドGTラジアルよりオールシーズンタイヤ「4シーズンズ」発売
  3. ホンダ『イエ GTコンセプト』が初公開、4ドアクーぺEVで中国トレンドに真っ向勝負…北京モーターショー2024
  4. ニュルブルクリンクで試験中を捕捉!! トヨタ・スープラの最高峰「GRMN」
  5. ホンダ ヴェゼル 改良新型、純正アクセサリーで“自分らしさ”を表現する
  6. 疲れ知らずのドライビング体験!シート交換がもたらす快適性の秘密~カスタムHOW TO~
  7. ディフェンダー 最強モデル「OCTA」、V8ツインターボ搭載…7月発表へ
  8. マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
  9. スバルとスカイラインにフィーチャー…第4回アリオ上尾 昭和平成オールドカー展示会
  10. アルファロメオ『ステルヴィオ』後継モデルは、大容量バッテリー搭載で航続700km実現か
ランキングをもっと見る