ヤマハ発動機、ベンチャー支援の自社ファンド設立

ヤマハ発動機は12月11日、新事業創出を目的とした自社ファンド「ヤマハモーターエクスプロラトリーファンド」を米国に設立したと発表した。

投資対象は、将来のパーソナルモビリティや都市交通分野、航空分野、または農業や医療分野における自動化技術分野等での革新的な技術やビジネスモデルを有するベンチャー企業。運用総額は1億米ドル(約113億円)、運用期間10年。

ヤマハ発動機は2015年、米国に設立した子会社「ヤマハ・モーター・ベンチャーズ&ラボラトリー・シリコン・バレー(YMVSV)」を通して、ベンチャー企業の探索活動を開始。これまで、移動体向けメッシュ型Wi-Fi通信サービスの提供や通信ハードウェアの開発・販売などを行うVeniam(米国)、ロボット工学とオートメーション化および解析技術をベースとした農業分野の自動化ソリューションを開発するRobotics Plus(ニュージーランド)など、合計9社のベンチャー企業に出資してきた。

ヤマハ発動機では、今回設立したファンドを通じて、グローバルに、企業直後のベンチャーへの投資を加速。革新的な技術やビジネスモデルを持つベンチャー企業への出資を促進し、長期ビジョンの実現の一助とする。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサス『LM』対抗!これがメルセデスベンツ最高級ミニバン、『Vクラス』後継の最終デザインだ
  2. 下請法が「取適法」に…2026年1月施行の改正ポイントは?
  3. トヨタの新型『ヤリスセダン』がタイで登場!「アティブ HEV」にはGRスポーツも
  4. 「完璧なフルモデルチェンジ」三菱『デリカミニ』が2代目に! 可愛さも機能も大幅進化で「後世に受け継がれる名車」と話題に
  5. 販売わずか3年の希少車種、「角目」のいすゞ『117クーペ』【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る