アウディ、自動運転を2021年までに実用化へ…高性能ライダーを共同開発

アウディの自動運転コンセプトカー、Aicon
アウディの自動運転コンセプトカー、Aicon全 2 枚

アウディ(Audi)と米国のルミナー(Luminar)社は12月18日、自動運転テクノロジーの開発において提携すると発表した。

ルミナー社は、自動運転車向けのコアセンシング技術を開発する米国のスタートアップ企業だ。パルスレーザー信号を利用して物体を検出する「ライダー」(LiDAR)などを手がける。ライダーは、自動運転車に信頼性の高い長距離認知機能を与え、複雑な交通環境や高速走行時にも安全に誘導できるようにする技術として、非常に重要だ。

このルミナー社とアウディが、提携を発表した。アウディの100%子会社で、フォルクスワーゲングループで自動運転技術を開発するAID(オートノミック・インテリジェント・ドライブ)社と協力し、高性能で長距離の検知が可能な高性能ライダーの共同開発をはじめ、完全自動運転の実用化に向けた取り組みを加速させる。

ルミナー社は、ハードウェアとソフトウェアの専門知識を組み合わせて、2021年までに自動運転のモビリティサービスを可能にする、としている。

《森脇稔》

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