マスクのトンネル企業、次世代EV走行システムをテスト…地底で250km/hが目標[動画]

ボーリング・カンパニーの走行テスト (c) Getty Images
ボーリング・カンパニーの走行テスト (c) Getty Images全 6 枚

テスラ(Tesla)のイーロン・マスクCEOが代表を務めるトンネル掘削企業、ボーリング・カンパニー(Boring Company)は12月19日、地下のトンネルをEVが高速走行する次世代移動システムのテストを行った。

「ループ」と命名されたシステムは、地下にEVが1台走行可能なトンネルを掘り、補助車輪を使ってEVを軌道に乗せ、高速で移動する。トンネルの大きさをEVが1台通れる空間とすることで、掘削コストを削減する。

EVは専用のリフトを使用して、地下に下ろされる。この地下トンネルのネットワークを構築することにより、渋滞のない交通手段を目指しており、マスクCEOによると、ループの目標は1時間あたり4000台を、250km/hの高速で移動させることだという。

また、地下トンネルでの排ガスの問題から、車両はEVに限定される予定だ。今回の試験は米国ロサンゼルスの地下に掘られた全長1.8kmのトンネルで行い、テスラのEV、『モデルX』が使用されている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. いすゞ『ギガ』など大型・中型トラック1万6780台をリコール…シートサスペンション不具合
  2. ケーニグセグ、1625馬力の新型ハイパーカー『サダイアズ・スピア』発表
  3. 「クラシックmini」がレストモッドで蘇る! 限定生産で約1490万円から
  4. なぜ? 日産 リーフ 新型がクロスオーバーSUVに変身した理由
  5. 【マツダ CX-60 MHEV 新型試乗】買い時とグレードのチョイスに迷う存在…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
ランキングをもっと見る