プジョーもBMWも即決!星野華さんがバイクに目覚めた理由

星野華さんと愛車のプジョー『ジャンゴ125エバージョンABS』&BMW『S1000RR』
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スーパーGTなどのレースクイーンや、イベントMCとして活躍する星野華さんの愛車は、プジョー『ジャンゴ125エバージョンABS』とBMW『S1000RR』。

まったくキャラクターの異なる2台を所有するだけに、生粋のライダーなのかと思いきや、なんと二輪免許を取得したのは2018年の春と、ごく最近のことだった。

もともとは大のクルマ好きだったという星野さんが、バイクの魅力に目覚めた理由は何だったのだろうか? ひと目惚れならぬ、“ひと乗り惚れ”したというジャンゴ125との出会いの場所、東京・赤坂のADIVAショールームで話を聞いた。

教習所に通い始めてから、バイクが好きになりました

----:まず、バイクに興味を持ったキッカケから聞かせていただけますか?

星野さん:1年ほど前にクルマを手放したんですが、やっぱりちょっと不便だったんですね。その頃ちょうど仕事の予定が空いたので、「あ、バイクの免許取りに行ってみようかな」って急に思いついて。それまで私、バイクのレースを観るのは好きだけど、バイク自体はあんまり好きじゃなかったんですよ(笑)。でも教習所に通い始めたら、すっごい楽しかったんです。だからバイクを好きになったのは、2018年の1月とか2月とか、ほんとに最近なんですよ。

----:教習中に苦労はありましたか?

星野さん:まず普通二輪を取って、そのまますぐ大型を取ったんですけど、苦労とか全然なかったです。入所する時も、最初の車輌の引き起こしで苦労すると聞いたから、YouTubeで何度も映像を見て、「よし行くぞ!」って準備万端で行って(笑)。一番寒い時期に取りに行ったので、他に生徒さんが全然いなくて、ほぼマンツーマンで教えてもらえたからグイグイ上手くなれました。ただ、坂道発進だけは今も苦手で、特に疲れてくると「あれ?」ってなりますね。

----:免許を取得後しばらくは、愛車探しに悩む期間だったのでしょうか。

星野さん:それが全く悩んでなかったんですよ。休みのたびに、走りたい場所のレンタルバイク屋さんに行ってたので、もうそれで満足してました。たとえば成田のお店で借りて千葉を回るとか、茅ヶ崎のお店で借りて箱根の方を走るとかやってて、その日に乗りたいバイクにいろいろ乗れるのが楽しかったし、その時は渋滞の多い都内を走りたくなかったんです。ただひとつ問題があって、レンタルバイク屋さんが開くのが、10時か11時からなんですよ。10時に手続きして、11時から乗るとなるともうお昼になっちゃって、特に夏はつらいなと思ってて(笑)。でもそれ以外は問題なく、現地まではヘルメットを背負って、いつも電車でツーリングに行ってました。

免許取り立ての女性にプジョージャンゴがオススメ!

----:レンタルバイクをかなり満喫してたわけですね(笑)。そこから、どのタイミングでプジョーと出会ったのですか?

星野さん:7月にお仕事で、丸山浩さん(プロレーサー/モータージャーナリスト)の「MOTOR STATION TV」というバイク番組に出演させてもらった時に、ADIVAのショールームでADIVAの三輪バイクとプジョーのスクーターの試乗インプレッションをする企画だったんですね。初めてプジョーに乗せてもらった時に、今までにない感覚というのかな。移動手段としての道具とは全然違って、とにかく楽しいと思ったんです。本当に乗りやすいし、小回りも利く。見た目もいいし、やっぱり人とちょっと違うバイクが欲しかったのもあります。免許取ってホヤホヤで乗らせてもらったのに、とにかく楽しくて、その場で購入を決めたんです(笑)。

----:すごい決断力ですね!

星野さん:はい(笑)。あ、プジョーがいいと思った理由、もうひとつありました! 私、教習所の卒業検定に合わせてルビー(フランスの高級ヘルメットブランド)のヘルメットを買ったんですね。ピンクベージュのすごく気に入ってる色で、それに似合うと思ったんです。いまもプジョーに乗る時は、なるべくカラフルな服を着るようにしてて、首元にはスカーフを巻くのが好き。私、スノーボードもやるんですけど、何事も形が決まってるとやる気が出るじゃないですか。だから免許を取ってからも、バイクを買うより先にバイク用のウェアも全部揃えたんですよ(笑)。

----:苦手だった都内の道には、すぐ慣れましたか?

星野さん:最初は怖かったですけど、もともとクルマで走ってたから、意外とすぐ慣れました。交通ルールはわかってたし、クルマがどう動くかを理解してたのは大きかったと思います。ジャンゴは125ccだからクルマと同じスピードで走れるし、取り回しも全然苦じゃないので、狭い道でもすぐにUターンできるんですよ。ポジション的にも、ちょうど見えやすい位置にナビがつけられるので、今では都内のどこでもプジョーで行きますね。免許取り立ての女性が都内に慣れるには125ccのスクーターで練習すべきって、強くオススメしたいです!

「買うなら今日だ!」でBMWも即決

----:もう1台の愛車であるS1000RRの購入に至ったのはどんな経緯だったのでしょうか。プジョーとはまた全然違ったジャンルですよね。

星野さん:それね、いまお話しながらずっと考えてたんですけど、ほんとなんでだろう!?(笑)。あの~…レンタルバイクで楽しんでた時も、唯一足が届かなくて借りられなかったのが、SS(スーパースポーツ)の大型だったんです。でも自分のバイクだったらシートを下げたりできるなと思って。もともとバイクのレースを見に行くのは好きだし、レーサーってかっこいいな~と思ってたのもあります。

----:数あるスーパースポーツモデルの中で、BMWを選んだ理由は?

星野さん:尊敬する女性ライダーさんに、「初心者がSS乗るならBMWがいいよ。すごく乗りやすいし、危なくないから」って言われたんですね。その後に、SSとは違うBMWの大型バイクに乗せてもらう機会があって、まるで宙に浮いてるみたいにヒューって進むから、「なんだこのバイクは!」ってなったんです。

----:購入時期はいつ頃?

星野さん:9月です。もう1台、トライアンフでも欲しいバイクがあって、すっごい悩んでたんですね。でもある日、「買うなら今日だ!」ってピンと来て、その日に閉店までに行けるお店がBMWだったんです(笑)。それでお店に行ったら、いま乗ってる黒の1台なら即納できますと言われたんで、その場で決めました。たぶん私、ただ走るのが好きなだけで、そんなにバイク自体にこだわりがないんです。絶対にこの色が欲しいとか、このメーカーじゃないとダメとか、本当に何もなくて、ひたすら乗りたい乗りたい! だったんですよ。

----:2台はどんなふうに乗り分けていますか?

星野さん:プジョーは日常的に乗りますけど、BMWは「今日めっちゃ早起きできた!」って時に、ちょっと箱根まで乗ってこようみたいな感じです(笑)。

----:そこもやっぱり当日に決めるんですね(笑)。

星野さん:最初の頃は、休みの日の前日から用意して乗ったりしたけど、だんだんそうなりました(笑)。BMWは結構立ちゴケしてるんですけど、体調が悪いとか、疲れてる日は乗るのやめようって学んだんです。そういう時に乗ると、必ず何かやらかしちゃう。シートはアンコ抜きをして、サスペンションも下げてもらってます。ただそんなに下がってないので、足着きを考えるとツーリングにはちょっとつらくて。だから今でもツーリングに行くときはレンタルバイクを借りてます(笑)。その時は排気量も小さめにして、軽いバイクを借りて。やっぱり安全第一ですから。

とにかく今は、もっとバイクに乗りたいな

----:バイクに乗るようになって、自分の何がいちばん変化しましたか?

星野さん:う~ん…仕事柄、ジム通いが日課なのですが、トレーニングの目的が変わったことですかね(笑)。それまでは、痩せなきゃいけないから食べた分は動こう、だったのが、バイクに楽しく乗りたいから筋トレしようって変わりました。やっぱり鍛えていると、バイクに乗るのがすごくラクになるんですよ。

お仕事的にはまだそんなに実感はないですが、周りからの見られ方は変わったと思います。あと2018年の8耐に、エナジードリンクメーカー「GO&FUN」のイメージガールとして立たせていただきました。8耐のレースクイーンは、バイク好きになってからずっとやりたいお仕事だったので、嬉しかったですね。でも今まで趣味で観戦してた時はどこでもレースを見られてたのに、やっぱりお仕事だと全然観られないのが、ちょっとだけ辛かったです(笑)。

----:今後、バイクでやってみたいことは?

星野さん:最近私、ジムカーナを知ってしまって。いまはホンダのバイクスクールに通ってるんですけど、これがめちゃくちゃ楽しいんですよ! いまはレンタルバイクで参加してますが、ジムカーナの大会とかにもすごく興味があります。ただ大会に出るとなると、バイクも買い換えなきゃいけないんですよね(笑)。でもすごく今はジムカーナが楽しいから、それがいちばん凝ってることかな。ツーリングでここに行きたいとかよりも、とにかく今は、もっとバイクに乗りたいなって気持ちが強いです。

抜群の行動力とひらめきで、どんどんバイクライフを充実させている星野さん。興味のあるものには果敢に挑戦し、自分のペースでバイクを楽しむ姿に、多くのライダーは勇気づけられるのではないだろうか。

■星野華さんプロフィール
福岡県出身
身長:163cm
ラジオ局勤務の後、フリーランスのMCとして活躍。同時期に周囲の勧めでレースクイーンとしても活動を始める。スーパーGT、Team TAISANレースクイーン、エナジードリンクGO&FUNのイメージガールなどを務める。

《齋藤春子》

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