ヤマハ発動機が組織改編---「IT本部」を新設など

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ヤマハ発動機は12月27日開催の取締役会において、2019年1月1日付の組織変更を決定した。「IT本部」を新設、「モビリティ技術本部」、「先進技術本部」、「PF車両ユニット」を再編するなど、変更は広範囲に及ぶ。

新たな経営システムと中長期成長戦略の実現に向けて、最新デジタル技術やデータの戦略的活用を事業・機能横断かつグローバルに加速・推進することを目的に、社内のIT・デジタル部門を集約し、「IT本部」を新設する。従来「先進技術本部」傘下にある「デジタル戦略部」と、「企画財務本部」傘下にある「プロセス・IT部」を移管する。

モビリティ技術本部」は、新しいパーソナルモビリティのビジネス検討を行なうとともに、電動化技術の技術開発企画機能の強化を図ることを目的に、本部以下の各部を統廃合、新設し、再編する。「モビリティ技術本部」傘下では、「NPM事業統括部LMW開発部」のLMW設計機能を「PF車両ユニットPF車両開発統括部SP開発部」に移管し、システム開発機能を「NPM事業統括部PM先行開発部」に移管する。これに伴い、「LMW開発部」は発展的に解消する。

事業開発と技術開発の企画機能の融合を目的に、「先進技術本部」を再編、全社の成長戦略を支える生産技術の構想・開発・実現に向け、生産技術関連組織の統合・再編して「生産技術本部」を新設、車体開発技術力のさらなる向上と、一貫性のある開発プロセスマネジメントによる開発生産性向上、魅力ある次世代モビリティの開発を目的に、「PF車両ユニット」を再編する。

《高木啓》

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