キアの欧州Cセグメントモデル『シード』をベースとする新型クロスオーバーSUVの開発車両を、カメラが初めて捉えた。キアは2018年に入り、シードの「ハッチバック」「ワゴン」「シューティングブレーク」を発表しており、SUVは同ファミリー第4弾となる。
捉えたプロトタイプは、ガッチリと前後をガードしデザインのディテールは不明だ。しかしリフトアップされたボディに、シード新型と同じヘッドライトユニットが見て取れる。フロントエンドは、同ファミリーの他モデルと統一性をもたせるはずだ。また車格的には、同ブランドのクロスオーバーSUV、『ストニック』と『スポルテージ』の間を埋める。
パワーユニットもシードから流用される。1.0リットルと1.4リットル直列4気筒ガソリン/ディーゼルターボ「T-GDi」を設定。6速MTと7速デュアルクラッチを組み合わされる。AWDはオプションとなるだろう。
通常、開発車両が初めて撮影されてから半年以上は公開されないケースが多いが、「シードSUV」は早ければ2019年3月のジュネーブモーターショーでワールドプレミアされる可能性があるようだ。また2019年後半には欧州市場へ投入が噂されており、欧州における韓国モデルの人気が加速しそうだ。
キア シードSUV スクープ写真