下肢麻痺者向け補装具開発コンテストの最終候補5チームを発表 トヨタモビリティ基金

モビリティ・アンリミテッド・チャレンジ(ロゴ)
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トヨタ・モビリティ基金(TMF)は1月7日、下肢麻痺者向けの補装具開発コンテスト「モビリティ・アンリミテッド・チャレンジ」にて、製品化を目指す最終候補として5チームを選定した。

モビリティ・アンリミテッド・チャレンジは、下肢麻痺者の自立した生活の支援と移動の自由に貢献する革新的な補装具に関するアイデア発掘と開発支援を目的とした活動。TMFは2017年11月より、英国国立科学技術芸術基金(Nesta)と共にこの活動を実施している。

モビリティ・アンリミテッド・チャレンジには、世界28か国、80チームから下肢麻痺者の生活を改善する画期的なアイデアが寄せられ、山海嘉之博士(サイバーダインCEO)、エリック・クロトコフ氏(Toyota Research Institute, COO)や、マシュー・リーヴ氏(クリストファー&ダナ・リーヴ財団副会長)といった下肢麻痺に関する医療や福祉、またロボティクスの専門家11名が審査員として選考に参加した。

その結果、「利用者の起立・着座を可能にし、立位状態で走行できる電動式車椅子」(筑波大学 チームQolo:日本)、「手動車椅子に装着可能な、操縦アプリと連動した電動化ユニット」(イタルデザイン:伊)、「重心を安定させることで、不快な振動を減らした超軽量セルフバランス車椅子」(Phoenix Instinct:英)、「迅速、安定的な歩行と、上半身の敏捷な動作を可能にする電動式の外骨格」(IHMC & MYOLYN:米)、「下垂足者の歩行を支援する筋電気刺激を発生するベルト式の装着装置」(Evolution Devices:米)、5チームのアイデアが最終候補として選出された。

各チームには試作機の開発費用として50万ドル(約5400万円)を授与。5チームによる試作機の開発後、最終審査が行われ、2020年夏に東京にて優勝チームを発表する予定だ。優勝チームには製品化に向けた費用として、さらに100万ドル(約1億0800万円)を授与する。

《纐纈敏也@DAYS》

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