パナソニック、ハーレーが市販する電動バイクのコネクテッドサービスを初公開…CES 2019

パナソニックのプレカンで披露されたハーレーの電動バイク、LiveWire
パナソニックのプレカンで披露されたハーレーの電動バイク、LiveWire全 11 枚

パナソニックは1月7日、翌8日から開幕するCES 2019を前に開かれた報道関係者向けカンファレンスにおいて、今年8月に発売されるハーレーダビッドソンの電動バイク『LiveWire(ライブワイヤー)』向けコネクテッドサービスを初公開した。

【画像全11枚】

ライブワイヤーは2014年6月にハーレーダビッドソンが発表した電動バイクを進化させたもので、発表から5年を経て今年8月に発売される。電動バイクながら、ギヤ鳴りの音とモーター音をミックスさせて奏でられる独特のサウンドを特徴とし、カンファレンスでは実際にその音を鳴らしながらステージまで走行。電動バイクとは思えない、小気味よいサウンドが新たな二輪の世界を予感させた。パナソニックはこのライブワイヤー向けに各種コネクテッドサービスを提供する。

具体的には、パナソニックの通信ユニットとクラウドサービスを活用したシステムソリューションを活用する。バッテリーの残量レベルと航続、充電完了までの時間などの情報が、スマートフォンのアプリを通じて遠隔で確認でき、充電ステーションの位置情報もアプリに表示可能。また、駐車中のライブワイヤーの位置を表示する他、ぶつかったり、移動させされたりした場合は、その警告をライダーのスマートフォンに送信する。

さらに、GPS対応の盗難車追跡にも対応し、オートバイの位置を追跡することが可能。サービスのリマインダーとして、メンテナンス時期などの情報をライダーが持つスマホアプリに表示することもできる。これにより、「バッテリーの充電状態から車両追跡まで、ライダーは自分の車両をよりよく理解し、乗り心地を楽しむことに集中できる」(パナソニック)というわけだ。

また、このコネクテッドサービスの提供に際しては、パナソニックが2017年3月に子会社化した、スペインのフィコサとキュービックテレコムとの協業が深く関わる。

フィコサはパナソニックと共同でテレマティクス・コントロールユニット(TCU)を設計、製造を担当。キュービックテレコムは3G、4G、LTEのセルラーデータ接続を提供し、TCUにインストールされているeSIMのサービス運用を行う。このプラットフォームは、2022年までにより軽量で小型の、さらにアクセスしやすい電動バイクにも展開される予定になっている。

《会田肇》

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