カーメイト、OBD2の車両情報を活用するスマホアプリ開発キットを公開

ドライブメイト d-OBD(DX501)
ドライブメイト d-OBD(DX501)全 1 枚

カーメイトは、同社製のOBD2アダプター「ドライブメイト d-OBD(ディー・オービーディー)」で取得した車両情報をスマートフォンで活用できるiOS向けソフトウェア・デベロップメント・キット(SDK)「ドライブメイト d-OBD SDK for iOS 」を公開したと発表した。

今回公開されたSDKは、電波法令で定める技術基準に適合している無線機であることを証明する「技適マーク」付きOBD2アダプター向けとしては国内初となる。

同社では、2010年よりスマートフォンアプリケーション「ドライブメイト」シリーズの開発を始め、2012年からはOBD2アダプターから得た車両情報を活用するアプリケーションの開発にも取り組んできた。近年、スマートフォンデバイスの普及とともに「IoT」が注目を集めていることから、この度ドライブメイト d-OBDを使って取得した車両情報をアプリケーションを通じてより多くの人に活用してもらうことで、自動車業界のIoTやテレマティクスなど技術の発展に貢献するためにSDKを公開した。

これにより、ドライブメイト D-OBDを用いて、エンジン回転数 、速度、瞬間燃費、水温、スロットルポジション、走行距離など19種類の車両情報を取得し、スマートフォンへの表示やオリジナルアプリの作成などが可能になる。

例えば、同社製アプリ「RAZO OnboardCam(レッツォ オンボードカム)」では、スマートフォンのカメラと各種センサーを使用し、スポーツ走行時の情報を保存。速度、加速度、ラップタイムなどの情報に加え、様々なメーターデザインの中から好きなものを選ぶことで、自分だけの映像を簡単に作成・共有できる。

これ以外にも、エンジン回転数や燃費などを表示するメーターやラリーコンピューター、ナビアプリの慣性航法の補助、最高速度や急加速・急減速の検知などの安全運転診断といった切り口での活用も可能になる。

個人・法人・商用・非商用を問わずダウンロード可能。ダウンロードはGitHub上で行うことができる。

《丹羽圭@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
  2. 「まさにアメリカンスポーツの最高到達点」1000馬力越えの『コルベット』にSNSも注目!コスパ最強ハイパーカー誕生か
  3. 「ゴツすぎる…だが、それでいい!」日産のハイパワーSUV『パトロールNISMO』発表に、日本導入にも期待の声
  4. クーペSUVに進化! アルファロメオ『ステルヴィオ』次期型を完全プレビュー
  5. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る