【ダカールラリー2019】ペルーでの“一国勝負”大会、新たな過酷さを伴う戦いがスタート

#300 C.サインツ
#300 C.サインツ全 8 枚

世界一過酷といわれるダカールラリーの2019年大会が南米のペルーで現地6日に始まり、同7日には競技初日が実施された。今回のダカールラリーはペルー国内のみで戦われる。

【画像全8枚】

年初恒例のラリーレイド「ダカールラリー」、南米開催もすっかりお馴染みになったが、今年はペルーでの“一国勝負”というかたちの行程に。会期は現地17日までで、日程的にも距離的にもダカールラリーにしては短めな印象の設定だが、これまでも難所となっていた“ペルーの砂”との戦いが多く、凝縮された新たな過酷さとの戦いになりそうだ。全カテゴリーの総エントリー台数は300台以上。どれくらいのマシンが完走を果たせるか。

日本勢もお馴染みといえる面々が挑戦している。まず四輪の市販車部門には同部門6連覇を目指す「TEAM LAND CRUISER TOYOTA AUTO BODY」が2台のトヨタ『ランドクルーザー200』で参戦。うち1台には昨年、ドライバーとしての自身初優勝を果たした日本人選手、トヨタ車体の社員ドライバー・三浦昂(あきら)が今年も継続して搭乗する(三浦のコ・ドライバーはL. リシトロイシター)。

トラックのカテゴリーに挑むのは「HINO TEAM SUGAWARA」だ。日野『レンジャー』を操るドライバーは菅原親子。排気量10リットル未満クラスでの10連覇を狙い、カテゴリー全体での上位進出も目指す菅原照仁と、その父で大会最多連続出場記録を更新中の77歳・菅原義正である(コ・ドライバーは照仁車が羽村勝美、義正車が櫻井亜仁)。

二輪では「Monster Energy Honda Team」が最注目の存在。ワークス復帰7年目、悲願の“復帰後初の総合優勝”は今度こそ達成されるだろうか。ホアン・バレダ、ケビン・ベナバイズら5人が『CRF450 RALLY』に跨り、17連覇中という絶対王者KTM勢の牙城を崩しにかかる。

四輪の上位戦線に目を向けると、今年はプジョーがワークス参戦をしていない。総合優勝争いはMINI JCW Buggyを主機に戦う「X-raid」勢と、『ハイラックス』を走らせる「TOYOTA GAZOO Racing SA」勢を中心に展開されそうだ(TGR-SAは南アフリカがベースの陣営)。

これまでプジョーワークスで戦っていた前回総合優勝者カルロス・サインツ(F1ドライバーのサインツJr.の父、元WRC王者)ら大物が複数移籍してきたX-raid、総合優勝経験者のナッサー・アルアティア(前回は2位)やジニール・ドゥビリエ(前回は3位)を引き続き擁するTGR-SA、その戦いは熾烈なものになるだろう。

また、昨年までプジョーワークスの一員だったセバスチャン・ローブが、今回は「PH-SPORT」という陣営からの出走でプジョー「3008DKR」を駆る。WRC9連覇王、その照準はもちろん宿願のダカール初制覇(総合優勝)だ。X-raidとTGR-SAの戦いに絡んでくるものと見られる。

現地7日、競技初日は首都のリマからピスコに移動して、最初のスペシャルステージ(競技区間)がピスコを起終点にするかたちで争われた。ここではアルアティアが首位タイムをマークしている。

例年より全行程が短めとはいえ、戦いはまだ始まったばかり。ダカールラリー2019は現地17日のフィニッシュ(リマ)まで続く。

《遠藤俊幸》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダの最高級ミニバンが復活か?『エリシオン』後継でアルファードに挑む
  2. 次期『ノート』が日産復活の切り札となる? 2027年登場へ、価格は約30万円上昇か
  3. フィアット『トポリーノ』、「スポーツ スペシャルエディション」欧州発表…1958年の伝説的モデルに着想
  4. スズキ『アルトワークス』復活なるか!? 軽スポーツ復権への期待
  5. 【BYD シーライオン6 AWD 新型試乗】「広い・速い・安い」この万能PHEVに弱点はないのか? 300kmを走り検証した
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 警察庁、高齢運転者技能検査を見直しへ 合格者の事故率を追跡調査してみたら…
  2. AIDVの開発にもAIを活用、日産がプラットフォームをデモ…AWS Summit Japan 2026
  3. 超高硬度クロムめっき、EV・半導体部品の長寿命化に貢献…大型量産設備をサン工業が稼働 
  4. 3000アンペアの急速充電に世界初成功、電動トラックの未来を切り開く…MAN
  5. 【日産 リーフ 新型】次世代EVのスタンダードを描いた、“スーパーエアロ”と“スーパーフラッシュ”デザイン
ランキングをもっと見る