新会社アルプスアルパイン、自動運転向け入力デバイスなど出展予定…オートモーティブワールド2019

アルプスアルパイン ブースイメージ
アルプスアルパイン ブースイメージ全 4 枚

アルプスアルパインは、1月16日から18日まで東京ビッグサイトで開催される「第11回オートモーティブ ワールド」内の「第11回カーエレクトロニクス技術展(カーエレJAPAN)」に、新会社アルプスアルパインとして出展する。

アルプス電気は今年1月1日、アルパインと経営統合し、アルプスアルパインとしてカーエレJAPANに出展。旧アルプス電気のコアデバイス技術とアルパインのシステム設計・ソフトウエア開発力を深化・融合させた「Touch Input Module」をはじめ、各種操作デバイス、センサ、データ通信モジュール等、アルプスアルパインが提案する「CASE+Premium HMI」の最新ソリューションを紹介する。

Touch Input Moduleは、旧アルプス電気の静電容量技術、フォースフィードバック技術とアルパインのディスプレイ操作技術(GUI)を組み合わせた入力デバイスだ。高感度静電センサと独自のASIC設計により入力精度を高めたほか、フォースフィードバック技術を使うことでスイッチを押したような操作感触を再現。自動運転中の入力方法として、確実かつ高級感のある操作感触を実現するとともに、手袋装着時でも指の動きをリアルタイムに検出、近接検知やジェスチャ検出にも対応する。

熱転写加飾印刷は、薄膜インクを高精度に多層積層印刷することで、優れた表現力を発揮するとともに、木目や金属(ヘアライン)などの凹凸までをリアルに再現。また、バックライトや静入力デバイスと組み合わせることで、車室内インテリアにおけるステルスアイコン表示や入力操作を可能とし、自動運転時における快適性と利便性を同時に実現する。

48Vマイルドハイブリット(MHEV)市場向け DC-DCコンバータは、同社独自のリカロイインダクターを搭載することで、非絶縁タイプで小型高効率化を実現。展示会場では二重パワーライン設計でASIL-B対応の3kW 48-12V双方向DC-DCコンバータと、加速するクルマの電子化を支える次世代向け高出力(4.5kW)DC-DCコンバータを紹介する。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ「クラウン」「アルファード」など21車種、64万台超の大規模リコール[新聞ウォッチ]
  2. スバル初の小型クロスオーバーEV『アンチャーテッド』正式発表、2026年発売へ
  3. 大成建設、高速走行中の給電に成功、EV向け「無線給電道路」の実証実験で[新聞ウォッチ]
  4. 車内すっきり! ワンタッチでCarPlayがワイヤレスに、「OTTOCAST MINI」発売
  5. エブリイ&ハイゼットオーナー必見! 最新便利アイテムをレビュー[特選カーアクセサリー名鑑]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  4. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  5. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
ランキングをもっと見る