メルセデスベンツ CLAクーペ 新型、最新MBUX搭載…CES 2019

新型CLSクーペ譲りの4ドアクーペデザイン

MBUXの最新版は音声認識性能が向上。ジェスチャーにも反応

2.0リットル直列4気筒ターボは225hpを発生

メルセデスベンツ CLA クーペ 新型(CES 2019)
メルセデスベンツ CLA クーペ 新型(CES 2019)全 20 枚

メルセデスベンツは1月8日、米国ラスベガスで開幕したCES 2019において、新型『CLAクーペ』(Mercedes-Benz CLA Coupe)を初公開した。

画像:メルセデスベンツ CLA クーペ 新型

CLAクーペは2013年1月、デトロイトモーターショー2013で発表された。CLAクーペは、『Aクラス』の派生車種として開発された小型の4ドアクーペだ。CES 2019で初公開された新型CLAクーペは、2世代目モデルとなり、初代のデビューから5年を経て、モデルチェンジを受けている。

新型CLSクーペ譲りの4ドアクーペデザイン

新型CLAクーペのデザインは、同じく4ドアクーペの上級車種の新型『CLSクーペ』のデザインを色濃く反映しているのが特徴だ。長く伸びたボンネットやコンパクトなキャビン、フレームレスドアなどを組み合わせ、スポーティさやエレガントさを追求している。フロントマスクは、パワードームを備えたボンネットや、サメの鼻のように前方に傾斜したノーズを備える。グリルは中央にスリーポインテッドスターを配したダイヤモンドパターンだ。リアは、テールランプをコンパクトにまとめ、バンパー部分にナンバープレートを置き、ワイド感を強調している。

新型CLAクーペのボディサイズは、全長4688×全幅1830×全高1439mm、ホイールベース2729mmとなる。先代モデル(全長4640×全幅1777×全高1441mm、ホイールベース2699mm)に対して、48mm長く、53mmワイド、2mm背が低い。ホイールベースは30mm延びた。エアロダイナミクス性能は、先代よりも引き上げられている。

インテリアのデザインテーマは、ハイテクかつ若々しく前衛的、だ。コクピットの上のカウルは完全に廃されており、ダッシュボードとドアが連続して見えるデザインとした。タービン状のエアダクトは、最近のメルセデスベンツ車に共通するデザインだ。ボディサイズの拡大によって、先代よりも室内空間が広がった。とくに、ひじ周りのスペースは、前席が35mm、後席が44mm拡大する。後席の肩周りの空間も、22mm増えた。トランク容量は460リットル(VDA計測)を確保している。

MBUXの最新版は音声認識性能が向上。ジェスチャーにも反応

新型CLAクーペには、新世代のインフォテインメントシステム、「MBUX」(メルセデス・ベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)の最新版が搭載される。新型『Aクラス』から採用されたMBUXは、パワフルなコンピューター、鮮やかなスクリーンとグラフィック、カスタマイズ可能なディスプレイ、フルカラーのヘッドアップディスプレイ、AR(拡張現実感)を備えたナビゲーション、学習するソフトウェア、そして高精度な音声認識テクノロジーなどが特徴だ。

新型CLAクーペのMBUXでは、音声アシスタントシステムが性能を引き上げ、他の乗員との会話に影響を受けないように改良された。最後に「ハイ、メルセデス」と発してシステムを起動した乗員の命令に、応答するシステムとした。メルセデスベンツによると、米国仕様車では、音声アシスタントがかなり複雑な質問を理解し、それに応えることができるという。

新型CLAクーペには、「MBUXインテリアアシスト」も導入する。MBUXインテリアアシストは、非接触モードで作動し、昼夜を問わず機能する。例えば、ダッシュボードのタッチスクリーンやセンターコンソールのタッチパッドに手を近づければ、画面のメニューを調整することができる。また、「お気に入り機能」も採用されており、人差し指と中指をV字型に広げた状態で、センターコンソールに手をかざすことでアクセスできる。さらに車内の暗闇の中で、例えばルームミラーの方に手を伸ばすことによって、読書灯をつけたり消したりすることができる。また、ドライバーが暗闇の中で助手席に向かって手を伸ばすと、室内照明が自動的に点灯する。手を戻すとすぐに、照明は自動的に消える。

2.0リットル直列4気筒ターボは225hpを発生

CES 2019の会場に展示された新型CLAクーペは、「CLA250」グレードのみだ。2.0リットル(1991cc)の直列4気筒ガソリンターボエンジンは、最大出力225hp、最大トルク35.7kgmを発生する。トランスミッションは7速デュアルクラッチの「7G-DCT」を組み合わせている。

《森脇稔》

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