マツダ3 新型に、世界初となる1310MPaハイテン採用…新日鉄住金とマツダが共同開発

1310MPaハイテンを採用した新型マツダ3
1310MPaハイテンを採用した新型マツダ3全 4 枚

新日鉄住金は1月10日、1310MPa級高張力冷延鋼板(1310MPaハイテン)を使った車体構造用冷間プレス部品をマツダと共同で開発し、マツダの新型『マツダ3』に世界で初めて採用されたと発表した。

1310MPaハイテンはこれまで、自動車用バンパーに採用されたケースはあるが、強度が高過ぎてプレス成形が困難なため、より複雑な形状を持つ車体構造部品への実用化は1180MPaハイテンが最高だった。

新日鉄住金は、プレス成形時に発生する割れやしわを抑制し、良好な部品寸法精度を確保するための工法を開発した。加えて、マツダと共同で生産技術面、性能面の課題を解決し、1310MPaハイテンが車体構造部品に採用された。

1310MPaハイテンは、新型マツダ3の軽量化と低燃費化、衝突安全性能向上に貢献するとしている。
マツダ3 新型…東京オートサロン2019[詳細画像]

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 元世界王者レイニー、34年ぶりのラグナセカを特別なヤマハ『XSR900 GP』で駆け抜ける
  2. ポルシェデザインのタワマンは最高72億5000万円、アジア初バンコクの物件が日本発売へ
  3. 劇的に流麗! アウディ『Q3スポーツバック』新型に備えよ
  4. レクサスの新境地を開くか...『ES』に「スポーツクロス」導入の噂
  5. ルノー、新型SUV『ボレアル』発表…世界70か国以上に投入へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  3. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
ランキングをもっと見る