推奨交換距離12万kmのNGK プレミアムRXプラグは「エンジンの性能を最大限に引き出すパーツ」…東京オートサロン2019

NGKブース(東京オートサロン2019)
NGKブース(東京オートサロン2019)全 11 枚

日本特殊陶業(NGK)は、東京オートサロン2019で着火性・耐久性に優れたプレミアムRXプラグを猛プッシュ。普通車で12万km、軽自動車で6万kmという交換距離にスタッフは「一般的な片金属プラグと比べたデータでその優位性を実感してほしい」と語る。

「まずスパークプラグは、新車組み付け用の標準プラグと、市販のイリジウムプラグ、競技用のレーシングプラグなどがあります。プレミアムRXプラグは、市販プラグの最上位クラスにあるモデルです」と話すのは、日本特殊陶業 自動車営業本部 広報宣伝グループ 尾成義和 副主管。

「まさにNGK史上最強プラグ。世界初の新素材“ルテニウム配合中心電極”と“白金突き出し+オーバル形状”外側電極を採用。抜群の着火性を実現し、低燃費、耐汚損性、超長寿命など、トータル性能を極めた次世代プレミアムプラグです」。

優れた燃焼効率と超長寿命が売りのプレミアムRXプラグの交換距離は冒頭で記したとおり普通車で12万km、軽自動車で6万km。これは、一般的な片金属プラグの交換距離は普通車で2万km、軽自動車で1万kmだから、なんと6倍も長持ちすることになる。

NGKブースでは、このプレミアムRXプラグの突き抜けているポイントを、タッチパネル式モニターで紹介。燃焼効率、始動性、耐火花消耗性、加速性、耐熱性、走行耐久性、耐汚損性、環境性能などについてわかりやすく表示される。

たとえば燃費。優れた燃焼力のおかげで、燃費は一般プラグに比べて2.2%アップしておりアイドリング時の消費燃料は1.9%低減できる。

エンジンスタート時やアクセルオンでの加速レスポンスも向上。始動時間は一般プラグに比べて0.67秒も短縮。加速については、30→70km/hに到達するまで0.5秒も速くなる。プラグを交換するだけで、これだけ変わると「交換後に乗ってみて、あっ変わったってすぐに実感するはず」(尾成副主管)という。

ここまでみてきて、「じゃあどうやってスパークプラグを交換すればいいの?」と思う人も少なくないだろう。NGKスパークプラグブースでは、マイカーのスパークプラグ交換についてもいろいろ教えてくれる。「プラグ交換をどこに依頼するか、車検時にどうオーダーするか、どんなプラグを選ぶのがベストか、といった疑問にプロが教えるので、ぜひブースにきてみて」とスタッフは伝えていた。

長年のレース参戦で培ってきた技術

NGKスパークプラグといえば、さまざまな競技車両にも採用され、そこで培った技術がその製品ラインナップに活かされてもいる。今回のNGKスパークプラグブースでは、平成時代にクローズアップし、「平成の軌跡から次の時代への挑戦」と題したパネル展示が面白い。

1991(平成3)年にはル・マン24時間レースでマツダスピード『マツダ787B』が優勝。このころNGKスパークプラグの国内生産累計が50億個に達し、その4年後の1995年には、コリン・マクレー駆るスバルWRチーム『インプレッサ555』がWRCシリーズチャンピオンに君臨する。

翌年の1996年にイリジウムプラグを発売し、2002年アメリカGPでF1通算150勝を達成。2004年にはニスモ『ザナヴィニスモZ』で全日本GT選手権シリーズチャンピオンを獲得。その翌年の2006年にNGKスパークプラグ国内生産累計が100億個に達した。

まだまだ躍進は続く。2013年マレーシアGPではF1通算300勝、2018年にはMotoGPで30年連続シリーズタイトル獲得を達成させた。こうしたNGKスパークプラグの歴史パネルの横には、フォーラムエンジニアリング/KONDO RACING『ADVAN GT-R』2018年度 SUPER GT 参戦車両が展示され、その心臓部分の重要性を静かに伝えている。

さらに、この KONDO RACING を率いる近藤真彦監督が1月12日に、2017年インディ 500でチャンピオンに輝き、NGKイメージキャラクターを務める佐藤琢磨選手が、1月13日に登壇。新年から飛ばしたトークショーを展開する予定。NGKスパークプラグの信頼性や耐久性は、レースの現場を突っ走る2人のリアルなトークでチェックしてみてほしい。

《レスポンス編集部》

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