鍛造ホイールの製作過程を公開、BBS…東京オートサロン2019

BBSブース(東京オートサロン2019)
BBSブース(東京オートサロン2019)全 12 枚

11日に開幕した東京オートサロン(千葉市・幕張メッセ)。カスタマイズカーのイベントなだけに、アフターパーツメーカーの出展も多く、ホイールメーカーのBBSジャパンもブースを構えている。

BBSブースで注目したいのは、ホイールが完成するまでの途中の段階を展示したコーナー。BBSは世界でも指折りの鍛造ホイールメーカーに数えられるが、その過程の段階を見られるのは滅多にないこと。ファンはもちろん、ホイールに興味を持つユーザーなら興味津々の展示だ。

ブースにはモータースポーツ用から市販品、OEM品まで様々なホイールが展示されているが、注目してほしいのは「FR-D」と「RE-V7」。FR-Dはすでにラインアップされているモデルであるが、展示品は部分的にバフ仕上げをした市販予定品。線の細いスポークに加えてブラックとシルバーのツートーンの輝きが美しい。そしてRE-V7は、レーシングホイールから着想を得たデザインを採用。スポーティさと造形の美しさを兼備するプレミアムホイールとなっている(こちらも市販予定品)。

またブース内には日産『GT-R』も展示されている。装着ホイールは、BBSの「RI-A」とニスモがコラボレーションした「RI-A Engineered by NISMO」。昨年100台限定で発売されたもので(現在は完売)、GT-Rの足元を力強く引き締めている。ちなにみRI-A自体はTOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Raceでも装着しているチームがある。そのうちの1チームである神奈川トヨタDTEC TEAM MASTERONEの近藤翼選手は、2017 年のシリーズチャンピオン(2018年は2位)。強豪チームを文字通り足元で支える新のスポーツホイールだ。
東京オートサロンに関するニュースまとめ一覧

BBSブース(東京オートサロン2019)BBSブース(東京オートサロン2019)

《阿部哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. アストンマーティン『DBX』に改良新型、内装一新…707馬力仕様に一本化
  2. 多胡運輸が破産、首都高のローリー火災事故で損害賠償32億円
  3. Sズキが電動マッサージ器を「魔改造」、25mドラッグレースに挑戦!!
  4. 郵便局の集配車が「赤く蘇る」、KeePerが8000台を施工
  5. 「ホンモノのGT」が日常を小冒険に変える…マセラティの新型『グラントゥーリズモ』が誘う世界とはPR
  6. メルセデスベンツ『Gクラス』にEV誕生、4モーターで587馬力…北京モーターショー2024
  7. 『N-BOXカスタム』用パーツが一挙発売、ブリッツからエアクリーナーシリーズ4種類・5製品が発売
  8. 【トヨタ GRカローラ 新型試乗】「GRヤリス」とはスタンスが明確に違う理由…河村康彦
  9. ノンジャンル220台のマニアック車が集合…第15回自美研ミーティング
  10. 見逃せない! ホイールのブレーキダスト除去術 ~Weeklyメンテナンス~
ランキングをもっと見る