モンツァジャパンが最新アルミホイールで魅せる美学…東京オートサロン2019

モンツァジャパンブース
モンツァジャパンブース全 42 枚

アルミホイールのオリジナルブランド「モンツァジャパン」(MONZA JAPAN)を展開するジャパン三陽は、セダン向け「ワーウィック ディープランド」など最新モデルを東京オートサロン2019で展示した。

同社はクルマの足回りをより華やかに演出し、さまざまなスタイリングに合わせられるよう多くの選択肢を提案する。

フラッグシップとなるワーウィック ディープランドはリム内の段差で一見ツーピース構造のように見えるが、実際はワンピースのホイールだ。ユーザーから「ツーピースはボルトが外れそうで怖い」という意見を聞き、本物のように思えるダミーピアスボルトで装飾した。

細やかなディテールからは技術力と同時に上品さもうかがえる仕上がりになっている。カラーはハイパーブラック/ミラーカットポリッシュリムを用意し、15インチ(リム深度22.8)~20インチ(同75.8)までをラインナップにそろえた。

スポークを長く見せることを意識した『ワーウィック アデッサー』は興味深いホイールだ。「リムエンドから先端までスポークをつなげるようにして、センターを落とし込みました。ピンタイプのものはこのような設計はあまりしませんが、スポーク本数を増やして作っています」とジャパン三陽の担当者は説明する。確かに展示されていたものは19インチだったが、そのデザインからまるで20インチのように見えるのだから面白い。

また2019年新商品として4アイテムを紹介してくれた。まずスポーティーな『Rバージョン ブロッカー』は、スポーク側面を違う角度から見ることでホイールの表情が変化する意欲的なデザインを採用。エンブレムは「MONZA JAPAN」と「R VERSION」の2種類を同封し、好みで選ぶことができる。オプションでセンターキャップのオーナメントもブルーに設定可能だ。

都会派向けに展開する「JPスタイル シリーズ」からは『JPスタイル バーニー』と『JPスタイル グリッド』が新たに登場する。バーニーは9本のバナナ型スポークが印象的で、サイドの突出も抑えられている。グリッドは5本ツインスポークを採用し、シンプルながら力強さを感じさせるものだ。「どちらも雪道でも走行できます。ユーザーの皆さんに1年間安心して乗ってもらいたい」と担当者。

ワイルドな見た目の15インチ専用『ハイブロック レックス』はユニークな一品。スズキ『ジムニー』のユーザーの声も取り入れ、メンテナンスのしやすさなどをデザインに取り入れる一方で、見る角度によってマットブラックがガンメタリックにも見える遊び心も。外周にある装飾溝はスポークに合わせた意匠がこらされた。

昨年から輸入車専用ホイールとしてメルセデスベンツやアウディに対応する『ウェスター S05』及び『ハウナー W0』も販売している。担当者によれば「輸入車はダストがよく出ますが、このホイールならダストがほとんど見えないんです」とのこと。

交換するだけでクルマの印象をまったく別のものに変えてしまうホイール。モンツァジャパンがホイールに追求する美学はボディを際立たせ、その走りもまた新たな喜びを連れてきてくれることだろう。

《Hideyuki Gomibuchi》

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