JR北海道札沼線で30km/h以上の速度超過…車両の最高運転速度すれすれ 1月11日発生

札沼線の普通列車6両編成。写真は新琴似~太平間の下り線を走行する電車。
札沼線の普通列車6両編成。写真は新琴似~太平間の下り線を走行する電車。全 1 枚

JR北海道は1月16日、札沼線(学園都市線)の普通列車で1月11日に速度超過があったことを明らかにした。

これは当別町と札幌市北区の境界である、石狩太美~あいの里公園間の上り線で発生したトラブルで、北海道医療大学駅(当別町)を13時30分に発車した札幌行き普通列車(6両編成)が13時46分頃、85km/hと規定されている箇所を33km/h程度超過して走行していたことが判明した。

JR北海道では原因を「速度計の確認に適切を欠いて加速を続けたため」としており、当の運転士は速度上昇中に超過に気づき、すぐに85km/h以下に減速したという。

札沼線の普通列車で運用されている電車は、721系、731系、733系、735系といった近郊型電車だが、いずれも最高運転速度は120km/hで、今回のトラブルではそれに近い速度で走行していたことになる。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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