VW、英議会のEU離脱案否決に声明…「ジャストインタイムの生産と欧州のサプライチェーンに影響」

フォルクスワーゲングループ傘下のベントレーの英国クルー本社工場
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英国のメイ首相が提案したEU離脱案を、英国の議会下院が1月16日、否決した。これを受けて、フォルクスワーゲングループ(Volkswagen Group)が、遺憾の意を表す声明を発表している。

フォルクスワーゲングループは、英国のEU離脱に賛成、反対のどちらの立場でもない。フォルクスワーゲングループが今回遺憾の意を表したのは、EU離脱か否かの決定が、さらに遅れることの影響に対してだ。

フォルクスワーゲングループは声明の中で、「EU離脱の意思決定プロセスがさらに遅れると、自動車業界での投資や事業にリスクが生じる可能性がある。ジャストインタイムの生産と欧州のサプライチェーンに影響を及ぼす」とした。

フォルクスワーゲングループにとって、英国は地元ドイツに次ぐ欧州第2の市場だ。2018年は英国で、55万3100台の新車を販売した。また英国は、グループ傘下のベントレーの本拠地で、生産工場がある。

フォルクスワーゲングループは、「EU離脱案の否決は、さらなる不安と不確実な事業計画の期間が増えることを意味する。すべての利害関係者に受け入れられる解決策を求めて、限られた時間を有効活用するよう訴えていく」としている。

《森脇稔》

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