シンガポールのJet It社は1月17日、最初の『ホンダジェット』の引き渡しを受け、米国東海岸でプライベートジェットのシェアリング事業を開始した、と発表した。
Jet Itは、プライベートジェットの完全所有に必要な多額のコストを回避しながら、ホンダジェットを部分的に所有する機会を顧客に提供する。1時間当たり1600ドル(約17万5000円)で、ホンダ ジェットを利用できる。
ホンダジェットは、米国ニューヨークから南フロリダまで飛行可能な性能を備える。同社によると、ホンダジェットをJet Itのビジネスモデルと組み合わせることにより、顧客は業界で最速かつ最も費用対効果の高いプライベート輸送サービスを利用できるようになるという。
ホンダも、この取り組みを歓迎している。ホンダエアクラフトカンパニーの藤野道格社長兼CEOは、「Jet Itの革新的なプログラムが拡大を続ける中、世界中のJet Itの顧客がホンダ ジェットの高性能と快適さを享受することを確信している」とコメントした。
ホンダジェット(参考画像)なお、Jet Itは海外展開の準備を進めており、世界中の多くの顧客がホンダ ジェットを手軽に所有できるようにしていく、としている。