マツダ系?アウディ系? 豪雪を走る謎のSUVプロトタイプの正体は

MG Xモーション 市販型プロトタイプ スクープ写真
MG Xモーション 市販型プロトタイプ スクープ写真全 9 枚

マツダやアウディのSUVを彷彿とさせるグリルやヘッドライトを装着し、豪雪のスカンジナビアに出現した1台の開発車両をキャッチした。カメラマンからの情報によれば、MG『Xモーション コンセプト』市販型だという。

Xモーションは、2018年の北京モーターショーで初公開されたMGブランドのフラッグシップ・クロスオーバーSUVだ。「MG」はもともと「モーリス・ガレージ」の略称と伝えられている。1910年ごろから小型スポーツカーのメーカーとして、立ち上げられた。その後「BMC」や「Austin Rover」を経て、1986年には「Rover」、2000年には「MG Rover」と、幾たびもの転身を繰り返している。日本では、1995年の『MG-F』が人気を博した。そして2009年からは、中国の自動車大手、上海汽車集団(SAIC)の傘下となっている。

捉えたテスト車両のフロントエンドには、コンセプトモデルと酷似したコーナーエアインテークが見てとれる。ヘッドライトのアウトラインは、偽装のため最終デザインは不明だ。リアエンドでは、ラインLEDで縁取られたテールライトが確認できる。楕円形のツインエキゾーストパイプは残されているが、ディフューザーは外されている。これから最終デザインへ修正されるだろう。

パワートレインは、Roeweブランドの大型クロスオーバーSUV『RX8』から流用される2.0リットル直列4気筒ターボチャージャーを搭載し、最高出力221ps、最大トルク360Nmを発揮。遅れてプラグインハイブリッドの設定も濃厚だ。8速ATと組み合わされ、駆動方式はFFながらオプションでAWDが選択可能となる。車格的には、『ZS』や『GS』の上に位置するフラッグシップモデルとなる。

2019年内に中国で発売が予定されているが、英国での販売は未定だという。

話題の新型車を最速スクープ『Spyder7』
http://spyder7.com/

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. いすゞ『ギガ』など大型・中型トラック1万6780台をリコール…シートサスペンション不具合
  2. ケーニグセグ、1625馬力の新型ハイパーカー『サダイアズ・スピア』発表
  3. 「クラシックmini」がレストモッドで蘇る! 限定生産で約1490万円から
  4. なぜ? 日産 リーフ 新型がクロスオーバーSUVに変身した理由
  5. 【マツダ CX-60 MHEV 新型試乗】買い時とグレードのチョイスに迷う存在…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
ランキングをもっと見る