メルセデスベンツがポルシェにサプライズな招待状、ポルシェ博物館の10周年を祝福

メルセデスベンツ190SLとポルシェ356。後方はメルセデスベンツ博物館
メルセデスベンツ190SLとポルシェ356。後方はメルセデスベンツ博物館全 2 枚

メルセデスベンツ(Mercedes-Benz)は1月22日、ドイツのポルシェ博物館の10周年を祝福して、ポルシェにサプライズな招待状を送った、と発表した。

メルセデスベンツ博物館とポルシェ博物館は、ともにドイツ南西部のシュトゥットガルトにある。世界中からシュトゥットガルトを訪れる観光客のお目当てのひとつが、2つの自動車博物館だ。

2つの自動車ブランドの結びつきには、長い歴史がある。ポルシェ創設者のフェルディナント・ポルシェは、1906年からオーストリアのダイムラー子会社のテクニカルディレクターを務め、1917年にはマネージングディレクターに就任した。ダイムラーとメルセデスベンツの合併によって、ダイムラーベンツ社が誕生した後の1926年には、ポルシェはダイムラーベンツの執行委員会のメンバーに任命され、両社が共同で車両開発を手がけた過去もある。

メルセデスベンツはポルシェ博物館の10周年を祝福して、ポルシェにサプライズな招待状を送った。その内容は、1月31日から2月10日までの10日間、ポルシェの全従業員をメルセデスベンツ博物館に招待するというものだ。期間中、ポルシェの従業員は、スタッフIDを提示することで、メルセデスベンツ博物館への入場が無料になる。

また、メルセデスベンツ博物館では期間中、ポルシェの名車のひとつ、『550スパイダー』を展示する。1955年のミッレミリアにおいて、メルセデスベンツ300『SLR』と競い合った1台だ。メルセデスベンツ博物館は、「良い友達はいつでも歓迎する」、としている。

《森脇稔》

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