未認証工場の違法作業を調査、ユーザーにアンケート実施へ 国交省

認証工場であることを示す看板(イメージ)
認証工場であることを示す看板(イメージ)全 3 枚

国土交通省は1月25日、自動車整備の実態を把握し、未認証工場対策や自動車ユーザーへの周知・啓発を行うため、自動車整備の委託先に関するアンケート調査を実施すると発表した。

【画像全3枚】

自動車ユーザーの多くは、車検や点検整備を自動車整備のプロである自動車整備工場へ委託している。ただ、国の認証を受けなければ行うことができない「分解整備」を、認証を受けないで行う違法事業者(未認証工場)が存在し、これまでに、不適切な整備作業が行われた例や、実際には整備を行っていないにもかかわらず、行ったように装う例も報告されている。

未認証事業者による分解整備作業は、安全上の問題があるほか、自動車ユーザーの誤認を招く違法行為であるため、国土交通省では、実態を把握して未認証工場対策や自動車ユーザーへの周知・啓発を行うため、自動車整備の委託先に関するアンケート調査を実施する。

アンケートは2018年5~6月(軽自動車は8~9月)に車検を受けた車両で、車検申請時に点検整備記録簿を提示し、受検形態が「その他(使用者以外の者による受検が代行された場合)」としたもの。

定期点検整備における交換部品、定期点検整備の実施者、車検の依頼先の形態についてアンケートする。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…光軸が保安基準を満たさない
  2. 「息を呑むような美しさ」マツダ『VISION X-COUPE』に熱視線! 新時代のクーペ像にSNSでは期待の声
  3. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  4. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  5. 【マツダ CX-5 新型】反対を押し切った「一本のプレスライン」が生み出す妙、「原点回帰」めざしたデザインとは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る