[取り付け方で音が変わる]ユニットサブウーファーの多発使い

サブウーファーを“多発使い”している例(製作ショップ:パラダ)。
サブウーファーを“多発使い”している例(製作ショップ:パラダ)。全 1 枚

さまざま存在しているカーオーディオユニットの取り付けに関するセオリーやコツ等々を、1つ1つ詳細に解説している当コーナー。現在は、“ユニットサブウーファー”を搭載しようとするときの、取り付けに関する諸項目について解説している。

今回は、“多発使い”にフォーカスする。

ところでカーオーディオにおいては、“サブウーファー”は“単発使い”されることが多くなっている。ステレオ音源は右chと左chに分けて録音されているので、本来ならば重低音を再生する“サブウーファー”も“ステレオ使い”されて当然なのだが、“サブウーファー”が担当する例えば100Hz以下の重低音は、指向性が弱いために音の出どころが分かりづらい。なので狭い車内でステレオで鳴らしても、ステレオ感を感じづらい。

それならばむしろ左右の音声を合成し、モノラル音声にして鳴らした方がもろもろをシンプル化できコントロールもしやすくなる。ゆえに“単発使い”されることが多くなっている、というわけだ。

とはいえ、コントロールは難しくなるけれど、ステレオ再生にこだわろうとする場合には、“ステレオ使い”される。そのようにして、より深みのある低音再生が目指される。

そしてカーオーディオでは、“モノラル”で鳴らす場合にも、“サブウーファー”が複数用いられる場合もある。それをする目的はズバリ、「音圧を稼ぐため」だ。よりパワフルに鳴らしたいとき、あるいは音圧競技に挑戦しようとするときにも、“多発使い”が選択される。

または、取り付けスペースの問題で小口径タイプの“サブウーファー”しか入れられないというときにも、“多発使い”が選択されることがある。「やむを得ず小口径モデルを選ぶしかないのだが音圧は欲しい」、そう考えたときにも“多発使い”が選ばれるのだ。

さらには、小口径の“サブウーファー”の方がタイトな低音を出しやすいので、そこが優先されて小口径モデルが選ばれ、しかし音圧不足を補うために“多発使い”する、というケースも往々にしてある。

今回はここまでとさせていただく。次回も“多発使い”にまつわる解説を継続する。お楽しみに。

【連載】“取り付け方”で音が変わる? Part4 ユニットサブウーファー編 その7「“多発使い”について」

《太田祥三》

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