トヨタ×ソフトバンク、共同出資会社「MONET」が本格始動 新モビリティサービス実現へ

MONET(WEBサイト)
MONET(WEBサイト)全 1 枚

トヨタ自動車とソフトバンクは2月1日、MaaS関連の新会社「MONET Technologies(モネ テクノロジーズ)」の事業を本格的に開始した。

両社は昨年10月、新しいモビリティサービスの構築に向けて戦略的提携に合意し、共同出資会社MONET Technologiesを設立した。MONETでは、トヨタが構築したコネクティッドカーの情報基盤「モビリティサービスプラットフォーム(MSPF)」と、各種データから新たな価値を共創するソフトバンクのビジネス基盤「IoTプラットフォーム」を連携。車や人の移動などに関するさまざまなデータを活用することで需要と供給を最適化し、移動における社会課題の解決や新たな価値創造を可能にする未来のMaaS事業を展開する。

MONETの事業は大きく分けて、「オンデマンドモビリティサービス」「データ解析サービス」「Autono-MaaS」の3領域。まずはオンデマンドモビリティサービス領域にて、2018年度内に、自治体や企業と連携して「地域連携型オンデマンド交通」や「企業向けシャトルサービス」の展開を開始する。

MONETは、ソフトバンクの「情報革命で人々を幸せに」とトヨタの「全ての人に移動の自由を」の二つのビジョンを融合し、安心・快適なモビリティ社会の実現を目指していく。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【ダイハツ タフト 新型試乗】ほどよい個性とさりげない行動範囲の広さがいい…島崎七生人
  2. マツダの新型SUV『EZ-60』が250万円スタート…10月に盛り上がった口コミ記事ベスト5
  3. 「ピンチな時に覚醒する日産」新型ティアナの大進化に、SNSでは「セダン復活」熱が再燃
  4. 大人の秘密基地のキャンピングカー提案、「TRIP BLACK EDITION」出展へ…ジャパンモビリティショー2025
  5. 日産『ルークス』新型、1か月で受注1万1000台突破…約8割が「ハイウェイスター」選択
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る